33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
四日市市で『星のふるさと』関連イベント
2009-11-21 Sat 00:29
0911202.jpg先に、冊子「鈴木壽壽子『星のふるさと』のこころ」を作製した三重県四日市市人権センターでは、『星のふるさと』の心を読み取りながら夜空を見上げてみましょうという呼びかけを始めた。この冊子を読んで、メッセージと夜空のスケッチや写真を送ってくださいというもの。世界天文年2009の最後を締めくくるのではなく、ここから始まる未来へ向けての企画だ。冊子(あるいはPDF)を読んだ方であれば地域を問わず応募可能なので、全国のみなさまぜひご参加いただきたい。

近日中に同センターのホームページに詳しい要項が掲載されるはず。そのときには当ブログでもお知らせする予定だ。上の写真は本日速達で届いた募集チラシ、観望会お知らせなど。チラシと冊子は地元の公民館に置かせてもらおう。12月のふたご座流星群観望会へは参加したいな。

091119.jpg11月19日のWEB版読売新聞三重のページをご紹介。

記事の締めくくりが言葉足らずで、センター長の真意が十分表現されていないようなので補足させていただくと、同センターでは対公害問題という限定された視点だけで『星のふるさと』を評価しているわけではなく、もっと豊かな利用方法を考えているとのこと。
四日市市というのはもちろん『星のふるさと』誕生の地。1971年8月、四日市の空気の底で「おさかなみたいな」自分を発見した小さな女の子に、アップアップせずに暮らせる空気と、星の降るような夏の夜とを、もう一度返してあげたい、という壽壽子さんの祈りのいくらかは現実となったが、また一方では今なお改善の目処の立たない問題も残る。壽壽子さんが残された祈りを少しでも早く実現して報告したいものだ。
別窓 | 『星のふるさと』 | コメント:4 | トラックバック:0
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この記事のコメント
かすてん様、 これは良い企画ですね。
子どもからお年寄りまで、天体をずっと研究してきた人から、ふと夜空を見上げた人まで、さまざまな人の思いが集まることを期待しております。
 この一人一人の思いを大切にする、ということが「人権尊重」の出発点である、ということがよくわかりました。
2009-11-21 Sat 19:51 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
ハードルの低い参加しやすい企画だと思います。普段星を見る機会のすくない人にもたくさん参加してほしいです。

応募資格は、冊子「星のふるさとのこころ」を読むことなので、この機会に『星のふるさと』の存在に気づいてくれる人が増えるといいです。
2009-11-22 Sun 21:47 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
ご送付の件、ありがとうございます。
本当に素晴らしい企画ですね。
北陸は冬の観察会ができないので、児童センター窓口に常備&天文教室の折に配布します。
もし、「星のふるさと」が復刊される暁には、翌夏実施を計画している星空観察会の「教材」にまとめて50冊ほど購入したいくらいです。
返事が送れて申し訳ありませんでした。
2009-12-08 Tue 02:57 | URL | astro_calendar #pmJ/ok7.[ 内容変更]
さっそくブログでのご紹介をありがとうございます。天文バリバリの方よりも観望会や天文教室の参加者のみなさんにちょうど良い企画だと思います。
『星のふるさと』は小さな本ですから仮に復刊なった場合でもそれほど高価にはならないと思いますのでまとめて買ってください。私も名刺代わりに50冊くらいは買うつもりですから、これで100冊は売れる予定が立ちましたね。
2009-12-08 Tue 07:51 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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