2009-05-14 Thu 00:42
昨日の正解
問「おとめ座と境界線で接している星座の数(角だけが接している場合も含む)」→8 問「2等星とされる恒星の中で、最も明るい星」→おおいぬ座ε星 問「北斗七星のうち、最も明るい星」→ε星 問「黄道12星座に含まれていないが、黄道が通っている星座」→へびつかい座 いかがでしたか? 今夜の空:朝の天気予報で「爽やかな晴れ」と言っていたので「もしかすると超級快夜になるかも」と欲掻いてしまったが、天気予報大外れの蒸し暑い薄曇りとスコールの一日で、夜に入っても一向に雲は取れず、結局24時になっても星は見えず。なんなんでしょうね。 |
難しい問題ですね。昨日回答した後に実んで答え合わせしてみたのですが,「あ、しまった!」と言うのばかりでした。(^^;)
ugemさん、今回は私がまったくできなかった難しいものばかり選びましたから。中井さんはさすがにさらっと全問正解でしたね。
問題の難易によって1点から5点の配点があるので難しい問題を間違えると減点が大きくなって点数が伸びないのですが、単純に数でも54問中34問しか正解できませんでした(6割強だから良いとも言える)。まだまだ先は長いのですが、半分くらいは正解できると踏んでいますので、平均的天文マニアのクラスには入れるのではないでしょうか。
2009-05-14 Thu 08:17 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
今日帰りに空を見上げると北斗七星がきれいに見えていました。それで、どの星がいちばん明るいか、と見ると、εとαはほとんど差がありません。ηは確かに少しだけ暗いです。いくら頑張ってもαとεの光度差はわかりませんでした。
うちで天文年鑑を見ると、1.77等と1.80等の違いじゃぁないですか!
2009-05-14 Thu 21:45 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
S.Uさん>
そうです、αとεの明るさの違いは私たちのような普通の人間では分かりませんよね。0.04等の違いが分かる人が地球上に若干名おられるようですが、例外中の例外です。 北斗七星のネーミングは順番どおりで分かりやすいのですが。。。 S.Uさん、中井さん
知っていて悪いことはないけど知らなくても良いんではないかという問題は配点高いです。マニア度を試す検定といった感じです。マニアな中井さん、きっと高得点行けますよ。 昼間は強風で星見は諦めていましたが夜になって止みました。今夜は久しぶりの星見、でも上空は風があるようでシーイングは酷く水の底から眺めているような感じでした。
2009-05-14 Thu 22:48 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
難問に仕返しというわけではありませんが、ここで変光星な皆様に質問です。問題ではなく私が知らないからお尋ねするのですので、よろしくお願い致します。
星座の中には、一見してその中のいちばん明るい星ではない星がα星になっているものがあります。(ふたご座、りゅう座、いて座、からす座のごとし) 野尻抱影氏の解説本を読むと、こういうのはバイエルが符号を付けた時代にはα星がいちばん明るかった、そしてその後暗くなった、といったような説明が書いてありました。 これは本当でしょうか。私にはちょっと信じがたいです。さりとて、バイエルがわざわざ暗い星を選んでα星にした理由もどうにも思いつきません。 ご存じの方はご教授をお願いします。推測でもけっこうです。
2009-05-15 Fri 21:36 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
S.Uさん>
実は私もよく分かりません。 おおくま座の北斗七星なら順番につけたと説明できるのですが、そうでない星座が多いようなです。 オリオン座α(ベテルギウス)はβ(リゲル)よりも暗いですが、極大になるとリゲルとあまり変わりません(少し暗いですが)。この場合は上にある方を優先的につけたのでは?と思います。もしかしたらベテルギウスは昔はもっと明るかったのかも知れませんが。 ふたご座のカストルは主系列星(6重星)ですので、昔はもっと明るかったという説明は苦しいようです。βのポルックスは赤色巨星なので変光しているかも知れませんが、それでも数百年前も今と大差なかったと思います。 個人的には、星座としてメインにあるかどうか、当時のヨーロッパで無理のない姿勢で見て上にある方が優先だったのかも知れませんね。 もしかしたら、バイエルさんはひねくれ者だったのかも?知れません。それか後世の人を惑わすのを考慮していたのか?その時の気分次第で決めていたのか? こういった逸話でも調べたり推測したりして書き並べれば1冊の本が出来るかも?知れないですね(^^) ちなみに・・・いるか座のロタネブやスワロキンは誰だったか忘れましたが、有名な観測家が助手の名前を逆さにしただけだったのが近年判明しています。悪く言えば悪戯好き、よく言えば遊び心がある・・・でしょうか。 この理由、私も知りたいです。
2009-05-15 Fri 23:03 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
中井様、ありがとうございます。なかなか難問のようですね。変光もまったくありえないわけでもない?
まず、バイエルさんがどういう性格の方だったかを調べる必要がありそうです。星図を丁寧に作っていらっしゃるので気まぐれな方とは思いにくいですが、『ウラノメトリア』には遊び心とか隠されているのでしょうか。
2009-05-15 Fri 23:24 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
かすてんさん、S.Uさん、こんばんは。
バイエルさんの性格は・・・私に似ているのかも? 礼儀正しいようで違う、真面目そうで違う、不真面目なのかといえば違う、杓子定規のように見えて実は臨機応変。バイエルさん流の考え方の法則があるような気がします。 誤解されやすい典型的な人のような気がします。 こういう事例は、かすてんさんとじっこんの中?のkawashimaさんが得意かも知れません? http://d.hatena.ne.jp/madogiwakanbou/ kawshimaさん、話を振ってすみませぬ。。。(^^) 中井さん
やっぱりこの手のうんちくはkawashimaさんですよね。私も彼に振ろうかなと思っていたのです。kawashimaさん、見ていてくれてるかな? 今、kawashimaさんのところへ行って御呼びしてきました。
2009-05-15 Fri 23:48 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
杓子定規のように見えて実は臨機応変、こういう人はいっしょに仕事をするには困難が伴うかもしれませんが、人としては神秘的な魅力があります。
kawashimaさんのうんちくたのしみです。 まずは、Wikipediaで「バイエル符号」を見てきました。(「バイエル番号」で検索するとピアノの練習曲になってしまうので注意) ・ふたご座は、カストルが兄でα ・りゅう座αは古代エジプト(ピラミッド時代)で北極星だった ああ、バイエルさんはこのような事情から情に流されてαを与えてしまうような人なのでしょうか。もっと厳格な人をイメージしているのですが。 ・だいたい頭からしっぽの順 これは納得できる理由です。からす座はαがクチバシなのかー。でも、りゅう座αはしっぽ、いて座αは足ですよね。
2009-05-16 Sat 08:58 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
こんにちは。
バイエルさんは、変人だったのかも知れない?と昨夜思いました。何かバイエルさん独自のこだわりとか思考パターンがあって、それが私たちからすれば奇異に映るのかも知れないです。 もしかしたら・・・お酒を飲みながら作成したのかも?知れないですね。軽度のアルコール依存症があったとすれば、アルコールが入ると絶好調になる人だったりして。。。(^^) と想像は尽きません。 すみません、さっぱりわかりません(^^)
いて座のαとβはなんでこんな所にあるのだろうと、いつも不思議です。
2009-05-16 Sat 19:27 | URL | kawashima #-[ 内容変更]
kawashimaさん、お越し頂きありがとうございました。
いて座のα、βなんて気にしたことも無かったですが、確かに変なところにありますね。昔は「よその子」だったのではないでしょうか。場所も変だし、明るさも揃いも揃ってγ、δ、ε、ζ、ηよりも暗いではないですか。 こうして見るとバイエル符号って例外だらけに思えてきました。
2009-05-16 Sat 20:43 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
kawashimaさんでも分からないですか。。。
そんな摂政関白太政大臣な。。。(^^) でもお越しいただき感謝です。 明日あたり図書館に行かれる姿が目の前に見えます(^^) バイエルさんの時代の星座がどんなもので境界線がどうだったか・・・などが突破口になるかも知れませんね? 生真面目で頑固なな人ほど一度決めた事は間違っていると分かっていても覆さない傾向が強いのも事実です。 S.Uさん、中井さん、kawashimaさん
>バイエルさんの時代の星座がどんなもので境界線がどうだったか・・・などが突破口になるかも知れませんね? バイエルの目にはどのような星空が見えていたのか、当時の星の明るさ、当時の星座の区切り方などに立ち返って確認する必要がありそうですね。
2009-05-17 Sun 06:19 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてん様、中井様、kawashima様、
いろいろとお考え頂き、またご提案をありがとうございます。一般論としては片づかず、個別の星座を当たらざるをえないようですね。 特にいて座が難問のようです。いて座も隣のみなみのかんむり座も古くからのプトレマイオス48星座なので、このへんの星座の絵や境界線がバイエル以降変更になったことはないと思います。 バイエル星図「ウラノメトリア」はまだ見ていないのですが、ヘヴェリウス星図、ボーデの古星図を見ると、いて座αは明るく記載されています。すなわち、いて座σと同じ明るさになっています。ひょっとすると、当時のヨーロッパの人はいて座αは明るい(2等星)という何らかのウソの情報を信じ込まされていたのではないでしょうか。 この星は赤緯が低いので、アフリカの緯度まで行かないと、正しく光度が測定できなかったと思われます。 昔は本当に明るかった、近くに新星が出た、とか夢のある説明もあってよいかもしれません。 ここで、「ウラノメトリア」のいて座らしき画像をwebで発見! ↓ http://www2.kb.dk/udstillinger/stjernebilleder/atlasser/bayer/images/017.jpg αとβはチョー明るい! でも、位置がみなみのかんむり座と重なっているようで少し怪しい? いて座σは暗すぎ。
2009-05-17 Sun 13:40 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
いやぁ、いろんな説がありますね。私はただ単に「昔の人は星の明るさなんて大して気にしてなかったから」だと思っていました。(^^;)
ugemさん>
なるほど・・・。 昔の人はそういった事はあまり気にかけていなかったというのもあるかも?ですね(^^) > ugemさんも加わってくれて、これだけの文殊さんが揃っても現時点では結論には遠そうですね。取りあえず宿題ということにしましょうか。
2009-05-17 Sun 23:50 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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