

しし座と言えば2001年11月19日未明の事は一生忘れられない。そのころ天文からはまったく離れていたが、1998年のテンペル・タットル彗星近日点通過以後数年間は気になって天気に恵まれた年には極大予想時刻には空を見上げていた。条件に恵まれなかった数年間が過ぎたその年、仕事から帰宅して空を見上げてみると飛んでる飛んでる。1972年10月9日、不発には終わったがジャコビニ流星雨を見るため土浦へやって来た高校時代、あれから29年が経ったが、その土浦に程近い霞ヶ浦南岸のこの地で今しし座流星雨を眺めることになろうとは、不思議な気分に浸りながら、自宅脇の畑に寝ころび嫁さんと共にHR=1000以上を概測していた。