2007-04-17 Tue 23:00
近隣で活動されている天文同好会の例会に参加させて頂いた。会員の皆さんとは世代も近いため共通の話題も多く楽しい時間を過ごさせていただけ33年のギャップもすぐに埋まる感じがした。その一方で天文の世界に子どもや若い世代があまり供給されていない話を聞き寂しさも感じた。確かに近頃の子どもは忙しいし、夜の活動は大人でもやりにくいご時世、せっかく雑誌を手にとって開いても高価な機材を目の当たりにしてあまりの敷居の高さに入門の機会さえ失う。天文業界って先細り?と一抹の不安を憶えることにもなった。
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街中での星見
かすてんさん、こちらでははじめまして。
若い世代の天文愛好家?が少ないのは確かなようなです。私が30台の頃は若い世代が多かったような?思うに、光害の影響でみんな暗い夜空を求めて街中で星見する人がほとんどいなくなった影響も否定できません。それに、眼視ではなく写真に偏ったことも一因していると思います。一般のイメージでは望遠鏡を覗くスタイルが星見、天体観測だと思っています。私は星見といえば「自宅の庭で見る」スタイルが本来の姿だと思っています(あくまで私見ですので山中に出かけるのを否定しているのではないのです)。が、日本の住宅事情がそうはさせてくれないのも事実です。 個人的には光害の影響で星空が冴えないので星に興味を持つ人が減ったというのは私たちマニアによる勘違いかと思っています。街中で星見する人が減って山中に重い本格的な機材を運び撮影するというのを雑誌などで見て、あきらめる星に興味を持った人が大勢いるような気がしてなりません。街中での星見が増えれば天文ファンもおのずと増えて、それが基でやがて光害も軽減されると思っています。要するに市民権です。まだまだ市民権は得ていません。 なので、私の星見スタイルは自宅でがポリシーです。 なお、天文ファンではないけれど少しでも星に興味を持っている方は私の周囲には多いです。それは星に興味を持つのは昔からの遺伝子も影響しているのでしょうが、大げさな星見スタイルというのには関心がないかと思います。なので、潜在的な天文ファンは今も昔も数は変わらないかと思います。 長文、失礼しました。 中井さん、お越しいただきありがとうございます。
私たちが子供の頃も中には車で移動して星野写真を撮っていた人はいたと思いますが、多くの人、多くの子供たちは自宅近くでの星見が主流だったと思います。それと比べると現在の主流のスタイルは入門者を寄せ付けない雰囲気がありますね。 私自身子供の頃は写真に記録することこそが大切だと思っていましたが、皆さんに重星の楽しみを教えていただいたこともあり今は眼視がメインで写真はおまけの気分になっています。 中井さんも「遺伝子」と書かれていますが、程度の違いこそあれ星への興味は「遺伝子」に組み込まれていることだと私も思っています。子供のうちに一度発現していると、後年再度発現し易いのかもしれませんね。
2007-04-18 Wed 13:51 | URL | かすてん #zdITjaKQ[ 内容変更]
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| 霞ヶ浦天体観測隊 |
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