2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
乗鞍岳の思い出
2007-06-08 Fri 00:00
norikura.jpg カノープスさんのブログのコメントを読んで乗鞍岳のことを思い出した。

 大学受験・進学をきっかけに星を見る習慣は無くなったが天文への興味が同時に消えたわけではなかった。というよりもさらに基礎から宇宙の成り立ちを知りたいという好奇心から物理学科への進学を希望し、「宇宙」と関係ありそうな宇宙線物理学、超高エネルギー物理学で有名な大阪の公立大学を選んだ。
 卒業研究では北アルプス乗鞍岳(標高3026m)の山頂近くにある全国共同利用施設の東京大学宇宙線研究所乗鞍観測所へ何回か行った。すぐ近くには国立天文台乗鞍コロナ観測所もあったので、ちょっと見学させてもらえばよかったと今になって思う。気軽に行ける場所ではないので惜しいことをした。それどころかそのころ星見から遠ざかっていたため乗鞍での夜空の記憶がほとんど無い。なんとももったいない話だ。
 大学生活は楽しかったが、物理学的センスと能力の無さを自覚して大々的に方向転換。いまはまったく結びも付かない分野の仕事をしている。
[写真:宇宙線観測所全景と遠方にコロナ観測所を望む]
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この記事のコメント
カノープスです
さすてんさんの学生時代のことがよくわかりました。きっとすごく勉強されたと思います。
天文に関して、私は見ることで感動しているだけなのですが、かすてんさんなら、物理学の専門家としての観点から天文の感動を伝えることが出来るのではと思いました。
変なたとえ話になるかもしれませんが、京都のお寺を観光したとしても、お寺や庭を見てきれいだと感動することもありですが、そのお寺の歴史や出来事を専門家の方に教えてもらってから見るとまた違った深い感動があります。
2007-06-08 Fri 13:18 | URL | カノープス #-[ 内容変更]
カノープスさん、トラックバックを見て頂きありがとうございます。
 お寺のたとえ話はけっしておかしくはないです。ただ、今の自分は物理の専門家でもなんでもないどころか、戻ってきたばかりの浦島太郎で分からないことだらけです。続きは明日の記事にしますね。
2007-06-08 Fri 22:22 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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