2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
3月の星空予習
2009-03-01 Sun 00:09
もう3月です。今月の見どころチェック。

★長らく夕方の空に燦然と輝いていた金星も25日に内合となり以降明け方の空へ移る。高度は日ごとに低くなり、欠け具合は日ごとに細くなる。宵の空での観測もいよいよ終盤。
★10日に土星が衝。夕刻の観望会でも見られる様になってきた。輪が細いとはいえやっぱり土星はスーパースター。
★ルーリン彗星は1日にはしし座ψのすぐ脇、6日はプレセペ星団(M44)に接近、17日18日は双子座δのすぐ脇を少しずつ暗くなりながら進む。
★3日に準惑星ケレスがしし座とこじし座の境界付近で衝。6.9等なので双眼鏡でも見つけられそう。
★3月から4月にかけてはおとめ座流星群の出現時期。とはいえHR=1くらいでは散在流星と区別つかない。

予習してみたけどどれくらい見られるかな。

今月の見どころ(ご紹介情報):S.Uさんの『平らな三日月の予報』
別窓 | 観測準備 | コメント:23 | トラックバック:0
<<2月の晴天日数 | 霞ヶ浦天体観測隊 | 『星のふるさと』 -火星の後->>
この記事のコメント
平らな三日月
かすてん様、おはようございます。
 手前ミソネタですが、私は『平らな三日月の予報』というのを出しています。単に三日月が地平線に対して平らに見えるというだけの現象ですが、白道と黄道との交点の移動周期ともからんで面白いものです。この地平と三日月の弦との角度が10度以下になる予報が、今年は2/27-3/1、3/29-30に出ています。昨日はちょっと月が見えましたが、薄曇りで鑑賞するところまではいきませんでした。
 ご興味をお持ちいただければ、URL をご参照下さい。
2009-03-01 Sun 07:34 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
Re:平らな三日月
『平らな三日月の予報』ですか。黄道と白道の交差の具合で弦が水平近くになる場合があるわけですね。逆に、弦が立って見える場合もありますが、以前ももさんはその月を俳句の中に「立ち三日月」として読み込んでいて感心したことがあります。「平らな三日月」や「立ち三日月」、今度気にして見てみます。
記事の中にS.Uさん情報として追加させてもらいました。
2009-03-01 Sun 11:33 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
予報をご紹介いただきありがとうございます。
「立ち三日月」の予報は出していませんが、確かに比較が必要ですよね。例えば、今年の8月9月の三日月は弦と地平の角度が70度を超す「立ち三日月」になるはずです。

  なお、「平らな三日月」のことを、私の故郷ではかつて「受け月」と言っていました。
2009-03-01 Sun 18:50 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
そういう角度の違いを「受け月」として区別しているのですか。飲むのが好きな私なら差し詰め「さか月(盃)」ですかね。
10度を切る「受け月」から70度を越える「立ち三日月」まで60度以上の幅があれば情緒豊かな日本人ならばその差を異なる名称で区別しても不思議はないですね。
今夕は実家へ来ていますが雲間から辛うじて撮影しました。
2009-03-01 Sun 20:26 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
いいですねぇ。値千金の春宵に三日月を見ながら一杯というのもこたえられないでしょうね。
 「受け月」が受ける対象は、天気占いの関係で「雨」ですから、本当はたらいのようなものに喩えているのだと思いますが、飲み助の多い日本のことですから、盃にたとえた伝承もどこかにあるかもしれません。
2009-03-02 Mon 19:51 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
昨夜は東京武蔵野市の親元へ行ってました。吉祥寺で食事をした後、帰り道にその受け月を見ました。そうか受け月が受けるのは天の水でしたか。私には米の水しか思い浮かびませんでした。
明日のネタにお題を頂戴しました。
2009-03-02 Mon 20:55 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
出遅れました。
平らな三日月を受け月とも言いますが、
杯月という名称もあります。
お酒を注ぐ杯に似ている(断面図ですね)です。
以前、私の掲示板にも書いていますが、数年以上前ですので残っていないでしょう(私は過去のも途中からですが、記録に取っています)。
2009-03-02 Mon 22:23 | URL | 中井 健二 #7w5mtEUg[ 内容変更]
中井さんの方でも「受け月」「杯月」という言い方をするのですか。考える事は似たようなものということでしょうか。「杯月」は「さかづき」と読むのか「さかづきづき」と読むのかどちらでしょうか。
2009-03-02 Mon 23:53 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
こんばんは。
こちらでは、受け月とか杯月とかいう風流な呼び名はありません(^^ゞ
雑誌や本で知りましたので、読み方は分からないのです。
個人的には「杯月」が好きです。どうも、料亭から派生した言葉らしい?そうです。
2009-03-03 Tue 18:58 | URL | 中井 健二 #7w5mtEUg[ 内容変更]
>「杯月」
 読み方はともかく、あれはまさに「杯月」ですね。この前の12月4日のニコニコマークと言いS.Uさんのシミュレーションによる「杯月」と言い、そんなに頻繁に見られる現象ではないのがかえって意外です。
2009-03-03 Tue 21:01 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
こんばんは。
ところで、寝ている平らな月ですが。
立春の頃(春分の頃だったかな?)の夕方と立秋(秋分の頃だったかな?)の明け方に見られるようです。
立ち月はその逆です。
随分前に明け方の細い寝ている月(杯月)を撮影していてフィルムに残っていました。また探すとしたら大変ですが(^^)

杯月ですが、その昔お殿様が夕方の三日月を愛でながらお酒を飲んでいたのが語源とも言われています。ちょうどお酒の杯に見立てたのでしょうね。
また料亭では昔からこういった月を杯月という呼び方をしていたそうです。
またこの話はある料亭の女将さんが離されていたと何かの雑誌に書かれていました。
記憶違いかも?知れませんが。
なお、私は高級料亭に行けるような身分ではないので悪しからず。。。(^^)
2009-03-03 Tue 23:33 | URL | 中井 健二 #7w5mtEUg[ 内容変更]
中井様、
「杯月」についてお知らせ下さいましてありがとうございました。私は、「平らな三日月」についての伝承について調べていますが、杯については具体的に知らなかったのでありがたかったです。料亭での話というのは、天文民俗としては出色で価値があると思います。江戸時代の「二十六夜待」(初秋の有明月を待つどんちゃん騒ぎ)とも関連しているのではないか、と思いますので、今後の考察を要します。
 さすが飲み助日本、月と酒の関係は見逃しませんねぇ。 かすてんさんの連想にも感服です。

 なお、三日月の傾きには、天気占いのほかに、米相場占いもあります。また、私の故郷では、洋傘が風で上向きに反り返ってしまうことを「杯になる」と言いますので、雨を杯で受けるという発想もあってよいかもしれません。
2009-03-04 Wed 07:16 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
中井さん、S.Uさん
 「酒と月」を肴にいろいろと遊ぶのは中国や日本の文化の伝統ですね。S.Uさん、立ち月の予報も出されたら?

>私の故郷では、洋傘が風で上向きに反り返ってしまうことを「杯になる」と言います
 これはなんと読むのですか?東京の親は「傘がおちょこになる」と言っていました。
2009-03-04 Wed 07:56 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてん様、
「立ち月」の予報は、数値はありませんが、グラフが 下のURL にありますので読み取っていただければ幸いです。

なお、ここ3年で夕空の三日月の傾きが70度を超すのは、以下の7日です。(三日月といっても月齢3に限定はしていません。以下は、実際には月齢4.0~5.0になっています)

2009年: 8/25 73.0度 ; 9/23 70.0度
2010年: 8/14 71.3度 ; 9/13 73.2度
2011年: 8/4 70.1度 ; 9/2 70.1度 ; 10/2 71.3度


 私の故郷では、「傘がサカヅキになる」と言ったと思います。「おちょこ」でも同じことですが、故郷の酒飲みさんの面々を思い出すに、盃のことをあまり「おちょこ」とは言わなかったような気がします。「おちょこ」って関東方言ですか?
2009-03-04 Wed 20:13 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
それにしても頻度はけっして多くはないのですね。8月25日の73.0度、まさに立ち三日月です。

「おちょこ」は関東方言ですかね?他の地域の方は如何でしょうか?
2009-03-04 Wed 20:52 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
「おちょこ」で出てまいりました(^^)
陶器製の杯を「おちょこ」と広島では呼んでいます。
お屠蘇を注ぐ杯は「おちょこ」とは言いません。「さかずき」です。または「さかづき」です。
2009-03-04 Wed 21:14 | URL | 中井 健二 #7w5mtEUg[ 内容変更]
今、「おちょこ」をググってみましたが、いわゆるぐい飲みの事のようですね。私のイメージする「おちょこ」は小振りの盃のことです。
2009-03-04 Wed 22:21 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてん様、

>それにしても頻度はけっして多くはないのですね。

「立ち月」も「受け月」も、中井さんのご指摘のように季節限定の現象ですので...それから、さらに重大なのはグラフでご覧の通り、夕方の三日月で傾きの変化が大きいのは、2008年~2012年の最近5年間にほぼ絞られていて、10度を切る平らな三日月が10年間以上見られない期間も来るということです。

 月の公転に19年の周期関係があるため、「平らな月」が19年めの同じ日にほぼ正確に再現することもおもしろいです。(その19年間に2月29日が4回しかない場合は+1日ずれます)よって、2028年3月1日には今年ご覧になったのとほぼ同じような「平らな三日月」が見られるはずです。
2009-03-05 Thu 18:06 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>10度を切る平らな三日月が10年間以上見られない期間も来るということです。
 ときどき混じっている現象ではなく、しばらく全く無くて、見られるようになると頻繁(とは言っても年に数日)に見られる現象なのですね。

>月の公転に19年の周期関係がある
 黄道と白道の交点が18.6年(約19年)の周期で移動するのは月と地球の関係の何が引き起こす周期なのでしょうか。頭が疲れて来たので寝ながら考えます。
2009-03-05 Thu 21:54 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>黄道と白道の交点が18.6年(約19年)
これはひと言で言えば、太陽の潮汐力による歳差運動ということでいいのですかね?

同じ19年で、19(ユリウス)年=365.25x19=6939.75日、235朔望月(x29.5306)=6939.69日 というのもすばらしい関係です。ここまで合うのはたいへんな偶然ですよね。
2009-03-07 Sat 06:46 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
公転周期と自転周期の共鳴関係みたいなものかな?
2009-03-07 Sat 22:51 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
おちょこ
遅ればせながら、中部地方でもひっくり返た傘のことは『オチョコになる』といいますね。愛知だけなあ?『オシャカ』という言葉もあるのでそちらの変化かと思ってましたが。ぐいのみとか盃の事なのかも…。いずれにしても次回の『杯月(酒月?)』が楽しみです。名古屋は夜になると曇り空で星空が見られてません
2009-03-08 Sun 04:45 | URL | FLUID #-[ 内容変更]
Re:おちょこ
>ぐいのみとか盃の事なのかも…。
ぐい飲みあるいは盃のことを「オチョコ」という地方が多いみたいですね。なので、こうもり傘が強風に煽られて反転した形が盃の様なので「オチョコになる」というところもけっこうあるということのようです。愛知だけではありませんよ。「オシャカになる」は「お釈迦様になる」すなわち「死んでしまう」すなわち「物が壊れてしまう」ことを言いますね。おちょことは別起源でしょう。

>いずれにしても次回の『杯月(酒月?)』が楽しみです。
 まったくまったく。
2009-03-08 Sun 10:51 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら


| 霞ヶ浦天体観測隊 |

FC2カウンター