2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
流星塵 1枚のスライドグラスから
2009-02-27 Fri 00:05
『流星塵とその測定法』の中で森久保茂先生は600倍の場合2cmx2cm範囲をスキャンするように指導されているが、今回は初めてなので1枚全体を見る事にした。とは言っても顕微鏡のメカニカルステージの動作に限界があるため4.5cmx2.6cmの範囲を見た。

スライドグラスの上には塵芥、花粉、その他わけの分からない怪しげな物体が普通に見られる。ところがしばらく顕微鏡を覗くうちに、それらとはまったく別物と感じられる、球形、光沢、硬質感などの特長を持った一群の物体があることに気づいた。これが流星塵なのではないだろうか。それらは特徴的なので5μ以上の物であればまず見落とさないと思われる。

(1)13μ:横から光を当て集光点を確認 (2)12μ:塵埃とは明らかに異なる形状 (3)14μ (4)5μ (5)5μ:ガラス様粒子 (6)一目盛り10μのスケール

(1)0902252.jpg(2)0902253.jpg(3)0902254.jpg

(4)0902255.jpg(5)0902256.jpg(6)090225.jpg

24時間露出のスライドグラス4.5cmx2.6cmの範囲を観察した結果:
5μ以下:今回は無視
5μ~10μ:10個確認
10μ以上:5個確認
「表面の滑らかさと美しさが全く違う」と鈴木壽壽子さんが言われたのはこれの事だったのかとうれしい共通体験。現在宇宙空間のどこかを飛行している名も知らぬ彗星由来の物質[といわれる]流星塵をいままさに自分の手許で見ているとは、なんとも不思議な事ではないか。それにしても、わずかこれだけのスキャンに10日も掛かったよ。
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