2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
DVD『ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙』他
2009-02-20 Fri 00:45
職場の青年がDVDと本を貸してくれた。

090219.jpg『ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙』
 田村元秀監修 NHKエンタープライズ 2007年 3800円
『続 ハッブル望遠鏡が見た宇宙』
 野本陽代著 岩波新書 2000年 1000円

ハッブル宇宙望遠鏡は1990年に打ち上げられている。そのころは天文から離れていたので、一般的な科学ニュースとして記憶に残ったくらいだった。しかし、今になってみると、途中大々的な何回かのメンテナンスを経て19年、随分と寿命の長い人工衛星になったものだ。不具合とメンテナンスについては3章に書かれていて、ハッブルが写した美しい天体写真よりもむしろそちらの方がエキサイティングに感じられる。
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この記事のコメント
って、いうか、打ち上げる前にテストしろよなぁですね。
DVDのパッケージ、V838 Monですね。すっかり有名な変光星になりました。
2009-02-20 Fri 13:35 | URL | meineko #-[ 内容変更]
>って、いうか、打ち上げる前にテストしろよなぁですね。
 初期に焦点が出なかった問題ってそんなレベルなのですか?
>V838 Monですね。すっかり有名な変光星になりました。
 この頃はまったく星の世界から離れていたため過去の話題を後追いで見ているところです。しかし、星が爆発した後の数ヶ月間の変化が見られるのはすごいです。
2009-02-20 Fri 17:33 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
こんばんは。
HSTの主鏡と副鏡のマッチングテストをしていなかったので、打ち上げて実際に撮影するまでピントが合わないのが分からなかったそうです。
鏡を製作した会社の責任は重大です。
2009-02-20 Fri 19:41 | URL | 中井 健二 #7w5mtEUg[ 内容変更]
>HSTの主鏡と副鏡のマッチングテストをしていなかったので、打ち上げて実際に撮影するまでピントが合わないのが分からなかったそうです。
 信じられん。作業が大規模なシステムになっていたため各部門はそのパーツのことのみに専念してアッセンブリへの責任が無く、統括部門は寝ぼけていて各パーツのアッセンブリが完了しているかを把握しそこなったという事でしょうか。それにしてもお粗末な理由だったのですね。
2009-02-21 Sat 00:00 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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