2008-12-20 Sat 00:36
![]() 上の話を聞いたときに、入門者にとっての最初の壁はそれほど高くはないのだが、たくさんあるなと感じた。入門の方にはハードウェアである望遠鏡の選び方に加えて、そういう基本的アドバイスもソフトウェアとして必要なのだと改めて教えられた。そして、自分が初めて天体望遠鏡を手にした遠い日のことを思い返すことにもなった(忘れたが)。 そこで、身近にアドバイザーのいない入門者のみなさんには、最初に見る星はピントを合わせやすい月を選ぶことをお勧めしたい。惑星も恒星も星雲星団も想像以上に小さいし、ともかくピントを合わせられないのでは何を見たって面白くないのだから。 [写真はロバート・キャパ『ちょっとピンぼけ』、この記事とは何の関係もありません] 今夜の観測:仕事帰りの寄り道観測。ミラ3.6等から変らない。P Cyg4.8等、χCyg5.5等、随分暗くなった。昨日ネット環境を変更したのでそれの調整に掛かっていて疲れた。で、今夜は追加観測は無し、寒いし。 |
どうも
はじめまして、
このサイトは文章が読みやすく、また内容が解り易くて良いですね。 宜しければ、相互リンクをして頂ければ嬉しいのですが・・・どうぞ御検討してくださいませ。 どうも。
相互リンクとの事ですが、そちらにはリンク欄がないですね。
2008-12-20 Sat 07:39 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてん様、
小学生のときに望遠鏡で初めて星を見て、「なんや、このダンゴは!?」と思って驚きましたよ。恒星は点にしか見えないという予備知識はあったので、星ではない別の何かが見えているのだと思ったのです。ドローチューブを動かすとそれがみるみる小さくなって点状の星になったのには本当にたまげました。 それから、田舎だったので、肉眼でたくさんの星が見え、望遠鏡で今見ている星がどの星なのかわからず、それもそこそこのハードルでした。
2008-12-20 Sat 18:54 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
そのお話を聞いてちょっと思い出しました。
天体望遠鏡で星を見れば「肉眼で見るよりも大きく見える」と当然考えていましたから、最初はピントの合っていない円盤像を見て恒星の像と思って喜んでいました。その誤りはすぐに解決したとは思いますが。乏しい経験値の小学生では試行錯誤の幅が狭いですからアドバイスしてくれる先達がいるとありがたいですね。 私の環境では肉眼そして望遠鏡を使っても見える星は少なかったので、S.Uさんのような悩みはなかったと思います。Tri-Xで何分かガイド撮影した写真でも写っているのは『ミハイロフ星図』の範囲(8.5等)でしたから。 それでも最初の内は導入は難しいものでした。ファインダーをきっちり合わせておけば良いのですが、小学生の調整では精度低かったのでしょう。
2008-12-21 Sun 11:33 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
ピント合わせの件ですが、小学生の時にはじめて望遠鏡を覗いて同じような経験があったです。望遠鏡にはミザールの解説書が付属していたので、すぐに解決しました。
が、はじめて望遠鏡を覗いた人がピントを合わせようとしてもどこがピントか分からないのが現実なようです。 ある時「ほんとう・・・大きく見えますね。ドーナツみたい・・・」と仰るので覗くとピンボケのドーナツを見られていたのでした。(^^) こういった経験は何回もあります。 >はじめて望遠鏡を覗いた人がピントを合わせようとしてもどこがピントか分からないのが現実なようです。
全くその通りで、慣れによってこの事をころっと忘れていました。先日ラプトルを貸してくれた若者に「とても良く見える望遠鏡ですよ。金星が半月形に見えるよ。」と言って返しました。きっと彼の頭の中には月のように大きな金星が浮かんでしまったのだと思います。これは私のアドバイス・ミスでした。 初めて天体望遠鏡で星を見る人は誰でも「大きく見える」という期待を持っていて当然ですから、点像でなく大きな円盤が見えるところがピントだと思ってしまうのですね。
2008-12-21 Sun 12:59 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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