
1日降り続いた雨がようやく夜になって止んだので雲の切れるのを今か今かと待っていたら日が変わってしまった。幸い休みの日なのでいくらでも待つぞという意気込みでときどき玄関を開けて空をチェック。今夜はやりたいことがいくつかあった。ひとつは先週届いた
新しい双眼鏡の観望始め。もうひとつはアン次郎さんをはじめとする「重星な人びと」
お勧めの二重星をいくつか見ること。最後はいくつかの星雲星団の位置確認。まずは双眼鏡7x50SPについて。薄雲の掛かったボケた空ではあったがこんなに星があるのかと教えてくれた。これから双眼鏡の広視野で星の配列を少しづつ復習していきたいと思っている。ただ、乱視気味のため性能の100%を味わえないのが残念。次はTS-65Pを使って二重星へ。重星デビューはαCvn(コルカロリ)から。おぉ、これがみなさんが愛でている重星というものか。続いてζUMa(ミザール)とγLeoを見る。この前
適当に望遠鏡の光軸調整をしてみたが、とりあえずきれいに分離されているので合格か。そのうち口径65mmの限界二重星も見てみよう。その後は
『星雲星団ウォッチング』を参考にいくつかのM天体位置を双眼鏡で確認。我が家の空は明るいので星像まで確認できないのが残念。そのうち南東の空に明る木星が出ていた。2月20日に
さそり座新星V1280とともに見たときは朝4時起きだったのに2時過ぎには同じ辺りへ出るようになっている。今夜は2時間ほどの観望だったがずいぶんと盛りだくさんだった気がする。星の写真は撮らなかったので朝になってユキヤナギ・スイセン・ホトケノザ・ハナニラ・ナノハナといった春の花々に囲まれた霞ヶ浦天体観測隊天文台を撮しておいた。オーイ!と呼んだらお隣さんも顔を出してくれた。