33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
『天体の軌道計算』 新天文学講座14
2007-03-30 Fri 00:45
0703215.jpg 中学2年生の頃だっただろうか、雑誌『天文と気象』に対数を使う彗星の軌道計算法の記事が2ヶ月に渉って掲載された。ものすごく興味を引かれて丸善の『対数表』を買って見よう見まねの代入で軌道計算の真似事をやって楽しんでいた。当時まだ三角関数も対数も習っていなかったのでその部分は独習したことになる。この雑誌の記事は与えられた軌道要素を使って位置推算するという内容だったが、当然のことながら軌道要素も自分で算出したくなった。そこでこの本を買ったのだが、中学2年生の自分にはさすがに読みこなせなかった。その後もこの本は使われることが無かったのだが、理系へ進んだ自分にとっての思い出の一冊には間違いない。
『天体の軌道計算』 新天文学講座14 渡辺敏夫 恒星社 1969 定価1000円
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この記事のコメント
凄いです!
おはよう御座います。
親が私に理系の遺伝子を全く与えてくれなかったようで、
幼い頃から数字関係は全く駄目です。
ですから、この様な書籍は呪文が書いているようにしか思えないと思います(^^;
それも、中学2年で取り組むとは・・・本当に畏敬の念を覚えます。 数字に弱い私は加齢と共に益々酷い状態に陥りつつあります(^^;
2007-03-30 Fri 08:15 | URL | アン次郎 #-[ 内容変更]
錯誤の始まり
子供の頃から理科と算数は好きで、高校の物理もうまく行ったことが却って大きな錯誤の始まりでした。大学ではみごとにに挫折、脱サラのあげくいまでは全く違う方面の仕事に就いています。
2007-03-30 Fri 08:26 | URL | かすてん #zdITjaKQ[ 内容変更]
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