2023-09-21 Thu 00:00
![]() →映画『福田村事件』公式サイト 関連動画で以下の様なものもある。 ・中川五郎「1923年 福田村の虐殺」2022年8月5日 岡山LIVE 27分の長編ソング。 ・【究極の胸糞】事実に基づいた映画「福田村事件」が衝撃的なので絶対観て欲しい【森達也初劇映画】 一見軽薄そうな語り口だが、内容はわかりやすく、よくまとまっている解説。 ・目取真俊 韓国で文学賞受賞 辛淑玉 × 北丸雄二 【マイノリティ・リポート】 北丸雄二さんと辛淑玉さんによるこの映画についての対話(52分50秒から1時間8分40秒)では、かなり本質的なことが語られている。あくまでも日本人の日本人による日本人の映画であって、朝鮮人は背景としてしか描かれていない。良い映画、第一歩ではあるけど、その次へ行かないことには日本人の社会はアップデートされない。男社会から逸脱できない。朝鮮人は背景という部分は、『ワクチン開発と戦争犯罪 インドネシア破傷風事件の真相』に登場するマルタやロームシャに重なる。 ・森達也氏出演!『「福田村事件」から考える日本社会と差別問題』 映画公開の2日前に、森達也監督と小林三四郎統括プロジューサーを交えてニコ生で放映された対談。森達也監がこの映画と過去と現代と日本人の背景についての大変深い内容を訥々と語っている。 ・映画が警告する相互不信が生む暴力 ビデオニュース・ドットコムの神保哲生x宮台真司の対談の中では映画『福田村事件』の、特に脚本について辛口批判が語られている(1:26:40〜1:54:50)。 凄惨な事件から少し離れて、映画に描かれるいくつかのエピソードの場所を推定してみた。解説に書かれているかもしれないが、以下は、まだまったく読んでいない時点での推測。 (1)行商人一行のルートを推定してみた: →現在野田の西側に架かる野田橋(当時は渡しか?)あたりで江戸川を渡り、野田 の町へ入った →野田の商人宿にしばらく逗留、そこで関東大震災に遭遇 →茨城県へ渡るために福田村を通り遭難 (2)澤田智一・静子夫妻、島村咲江たちが汽車を降りたのはどこの駅か: →野田市駅、梅郷駅、運河駅は当時すでにあった →3駅とも、1911年(明治44)に千葉県営鉄道野田線 野田町駅(現・野田市駅)〜 柏駅間開通と同時に開業 →運河駅で降りるとすぐに運河を渡ることになるので、梅郷駅で降りたと考える のが妥当 (3)東京へ向かう澤田静子は、当初田中倉蔵の渡し船でどこへ運んでもらうつもり だったのか: →小舟で遠距離は無理なので、通運丸などが寄港する港(運河の出入り口付近か) まで運んでもらうことになるだろう →三ツ堀の渡し跡には現在も小舟が繋留されている様子 (Googleマップ空中写真による) ![]() [追記]映画解説に掲載されている脚本によると、(2)澤田智一・静子夫妻、島村咲江たちが降りたのは、野田町駅となっている。福田村の最寄駅は梅郷駅だと思われるが、戦死帰還兵の遺骨を迎える場面設定のために繁華な野田町駅前にしたのだろうか。ストーン・リバー:「福田村事件」の現地を訪ねるでは梅郷駅から歩き始めている。もう一つの疑問は事件の名称。惨劇は福田村の三ツ堀で起こったにしても、加害したのは福田村と田中村の自警団なので、福田村・田中村事件とも言われるようだが、なぜ福田村の名称だけで呼ばれることが多いのだろうか?このあたりのことは、辻野弥生さんの調査記録『福田村事件 -関東大震災・知られざる悲劇』を読めば全て解決するのかもしれない。次はそれを読んでみたい。 |
民族偏差値の低さは当時と然程変わっていないと感じました。島国というのもあるのでしょうかね。
2023-09-21 Thu 19:39 | URL | すなっぷすてぃっく #-[ 内容変更]
いずれの国にも差別の構造は張り巡らされているとは思うのですが、日本の同調圧力の強さは異様かもしれませんね。同調しないとハミゴになるだけでなく一気に敵にされますから、ハミゴであることさえ許されない。現代の様なグローバルな時代に島国もへったくれもないはずなのに、国民全体の英語力の低さが島国根性をいまだに温存させ続けて、世界から取り残されていることにも気づかないでいられるのではないでしょうか。
2023-09-21 Thu 23:08 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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