2023-10-02 Mon 00:00
前回は、ドローンを飛ばしてみることにした、というところまでで、続きは次回となっていた。講談の続き読みみたいになかなか先へ進まないのは、飛ばすまでにやらなくてはならないことが山のようにあるからだ。と言うのは、機体を購入して、届いた日から飛ばすことができるのはトイドローンと言われる100g未満のもののみ。自分はもうちょっと本格的な機種を飛ばしたいと思うので、いくつかの手順を踏まなくてはならなかった。
(1)航空法、小型無人機等飛行禁止法など関連法規を再確認 買ってからやっぱり飛ばせませんでしたでは笑い話にもならないので、国土交通省や警察庁のサイトで何度も確認。 →無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール →小型無人機等飛行禁止法関係 ![]() DJI MIni 3 Proを購入[写真1] →DJI公式ウェブサイト 購入3ヶ月後に後継機MIni 4 Proが発売された。ちょっと残念ではあるが、この間に結構な量の手続きや情報収集ができて3ヶ月早く飛ばせるのだからと納得することにした。 (3)国土交通省へ機体登録の申請 →DIPS2.0(ドローン情報基盤システム2.0) 車のナンバープレートを取得するみたいなもの。 ![]() (4)リモートID書き込み リモートID機能内蔵機種なのでソフト的に書き込むだけ。 (5)ドローン保険に加入 空を飛ぶ物なので万が一の事故やトラブルに備えて保険は必須。 機体購入時に付いていたDJI無償付帯賠償責任保険の手続きをする。 (6)飛ばせる場所を探す 飛ばせそうな場所を探す。 見つかったら土地管理者の許可をもらい、警察署に情報提供。 面倒くさそう。 ということで、機体を購入して2ヶ月以上経ったが、(空いている休日も無かったのが理由ではあるが)この時点ではまだ飛ばせていない。続きは次回。 |
>飛ばせそうな場所
土地は、だいたいどのくらいの広さの単位で認可されるのでしょうか。 たとえば、100坪くらいでもいいのでしょうか?
2023-10-02 Mon 10:41 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
広さに条件はないです。その範囲から出なければ良いので。ただ、猫の額程度では室内とあまり変わりませんので、50m以上飛ばせると練習にはいいですね。まだ特定飛行の許可をとっていないので、30m以内に物件のない場所が条件です。
2023-10-02 Mon 20:46 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
100坪程度でいいならば、
・自宅でやる ・坪千円程度の山林か僻地の休耕地を買う という選択肢があるなと思った次第です。 でも、自宅では、30m以内に隣家があるとだめなんですね。
2023-10-03 Tue 06:14 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
人や物件から30m以内に近づく飛ばし方は特定飛行の一つで、飛行承認申請が通れば飛ばせます。別の規制もあるので、自分が管理する土地の上空だからといって自由に使えるわけではないのがややこしいところです。また、法規をクリアできても、個々の土地の管理者が許可してくれるかは別なので、クリアするべき壁が多いです。日本はドローン利用の発展をさせない方向の政策をとっているように見えるので、これは承知の上でしたが。
ご興味ありましたら、上記本文の最初の2つのリンクをご覧ください。
2023-10-03 Tue 07:03 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
そうなんですか。
「特定飛行」というのは、計画ごとに承認がいるようですね。 でも、ドローン輸送の経営を自由化したら、どの会社でも、包括的業務を理由に他人の土地の上を飛べるようにせざるをえなくなると思います。その頃には、いくつかの条件は取り払われるのではないでしょうか。
2023-10-03 Tue 08:23 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
特定飛行にも個別申請しかできない空域と飛ばし方がありますが、そうでなければ包括申請一択だと思います。
以前のことは知らないのですが、去年の航空法改正でドローンに関係する小型無人機についてはかなり変わったみたいです。資格制度などはドローン輸送を視野に入れた内容に感じます。 法律なので厳しくても条件をクリアすれば良いのですが、最後まで難しいのは他人の土地の上を飛ぶための資格とか許可になりそうです。現在はおそらく土地管理者が土地の上空を飛ぶことを拒否すれば飛ばせないと思いますが、条件付きで土地管理者の許可不要の条項が追加されるかもしれません。
2023-10-03 Tue 20:33 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>他人の土地の上
いいことかどうかはわかりませんが、いずれは、「低空飛行制限」をして許可するのでしょうね。飛行機やヘリと同じ制限というわけにはいかないでしょうが、航空機障害標識というのがあるので、60mくらいだったら現実的でしょうか。
2023-10-04 Wed 09:08 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>他人の土地の上
自分もドローンに興味を持つまでは、昔遊んだことのあるラジコンヘリの感覚でしたので、こういう物が頭の上を飛ぶのは全面的に危険だと思っていました。しかし、いまや意図的に墜落させようと思わなければ墜落は難しいくらいの性能になっているので、規制は徐々にゆるむかと思います。心配なのは、性能がそこまで行っていない機体で事故が多発すると、法的・社会的規制が強化されてしまうことです。 >60mくらい 市街地のビルの影などで目視外飛行したり夜間飛行したりして良い資格もあるのですが、自分は目視外や夜間の場合鉄塔間に張られている送電線が危険なのではないかと感じます。一般的な鉄塔が40m〜60mらしいので、60m以上150m以下になるのではないかと考えています。
2023-10-04 Wed 10:17 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
送電線鉄塔は、60m以上が紅白色、赤色灯が義務づけられていて、これは、航空機対策ということですよね。一般に航空機が60m近くまで下がってくることは考えにくいですが、僻地でのヘリの運用ではそういうことがあるのかもしれません。60~150mで認定者が安全に操縦できるようであれば、まあ大丈夫でしょうか。
今は、玩具のラジコンや凧でも、同様の重量制限があるのでしょうか。
2023-10-04 Wed 11:07 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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