2007-04-24 Tue 22:04
![]() 10cm屈折望遠鏡を設置する「牧草地の観測地点」の章には、森で切ってきた木を農場の中に立てその上に架台を設置すると放牧されている牛たちが側に寄ってきては「ゆっくりと反すうしながら大きな優しい目で思慮深げにこちらを眺めているのである」と書かれている。スケールは全然違うけどなんだか自分も似たような環境だぞと可笑しく思う。 本書はかつてアマチュアが天文学の広々とした檜舞台で活躍できた古き良き時代、そしてアメリカの農村の牧歌的な良き時代を感じさせてくれる。 『星の来る夜』 L.C.ペルチャー 地人書館 1985 定価1700円 |
ぁ、面白そうですね。私も買って読んでみます。
実は、かつて私も、かすてんさんみたいな柱の脚を畑の中に立てて自作8センチ反射をしつらえ、あのベネット大彗星を迎え撃ったんですよ。 ペルチャーさんの本は読んでいませんが、他の本で紹介されていたのがあって、青少年時代はその星見スタイルに憧れていました。思えば今頃になってその憧れのほんの少しだけはかなえられました。でも少しでも叶えられたのは幸せです。
木の望遠鏡脚といい、牛さんが傍に寄ってくるなど似てますね(^^)
私も初めの望遠鏡8cm屈折は10.5センチ角の柱を土中に埋めて木製ピラーとしておりました。 古きよき時代を感じさせてくれる良い本だと思っております。
2007-04-25 Wed 06:19 | URL | アン次郎 #-[ 内容変更]
ペルチャーさんのこの本、色々なエピソードのどれを取っても牧歌的で楽しくなります。
>ほくとさん、 木の棒に架台を乗せるって簡単に出来るわりに使いやすいです。なんと言っても望遠鏡を持ち出すのが苦にならないですからね。ところでその8cm反射望遠鏡はベネット彗星をバッチリ捉えましたか? >中井さん、 私も観測所の床ごと回転するペルチャーさんのメリーゴーランド観測所というのが欲しいです。 >アン次郎さん、 お勧めだったので読んでみました。この本のおかげで星の世界につなぎ止められたと書かれていましたが、何となく分かります。
2007-04-25 Wed 21:18 | URL | かすてん #zdITjaKQ[ 内容変更]
ベネット彗星は、文字通りの大彗星でしたから肉眼でバッチリでした。もちろん望遠鏡ではすっかり明けてしまった空でなお真珠色に光っているベネットを堪能しました。
見ることは出来ませんでしたが、ベネット彗星は自分の人生の中でもけっこう大きな存在です。マックノートもおそらくそうなったと思います。
2007-04-29 Sun 01:28 | URL | かすてん #zdITjaKQ[ 内容変更]
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