33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
『天文ガイド別冊 AAVSO変光星図』がやって来た
2008-09-17 Wed 21:42
080907.jpg 『天文ガイド別冊 AAVSO変光星図』については以前書いたことがある。→2008年08月11日の記事

 あの記事で紹介した『変光星観測室』の管理人さんはその後無事入手できた様だが、ひょんなことから最近私の手元にも舞い込んできた。先日の北陸旅行でお世話になった山中温泉のastro_calendarさんが「自分は使わないので」と送ってくださったのだ。

 昭和45年(1970)、当時中学生だった自分もこの本を持ってはいたが、そのころ変光星観測は難しく感じられて、ときどき本棚から取り出してはパラパラめくってはまた本棚へ戻すということを何度となく繰り返していた。中学生の自分には敷居が高く感じられた変光星観測が、天文壮年として復帰後の自分にはもっとも始め易そうに感じられた観測だったとは不思議なことだ(ugemさんの勧誘のお陰かな)。

 さて、この変光星図が現在使えるものかどうかは後で調べるとして、変光星観測ガイド部分は当時を回顧する読み物として楽しめそうだ。特に、佐久間精一氏の「変光星観測のはじめ」はサブタイトルが「これから変光星の観測をはじめる人のために、観測法のすべてについて案内します」となっていることからも分かるように、日本の変光星観測者数が欧米に比べ少ないことを憂いて、若い観測者のやる気を高めようとの思いが伝わってくる文章だ。筆記具の選び方、懐中電灯の使い方、科学的観測者としての心構えなどなど、基礎の基礎からの解説は当時どのあたりの世代へ向けて書かれたものなのか想像に難くない。

 AAVSOの変光星図で思い出したが、本家AAVSOの変光星図を買おうと昨年8月に入金したが今に至るまで送ってこない。金返してくれ~!→『AAVSO Variable Star Atlas』が届かない
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この記事のコメント
こんばんは。
AAVSOでは、光度改訂の真っ最中のはずです。
忙しさに紛れて、注文が紛失?している可能性もありますね。
催告してみた方がいいですよ。送る目処がたたないのなら、解約も可能なはずです。
2008-09-18 Thu 21:17 | URL | 中井 健二 #7w5mtEUg[ 内容変更]
中井さん、おはようございます。
 台風の影響は大丈夫ですか?

 AAVSO変光星図は改訂中なのですか。これまでやり取りしたメールをもう一度読み直してみます。英語が苦手なので読み違えをしているのかもしれません。ありがとうございます。
2008-09-19 Fri 06:41 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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