遅めの夏休みに秋田へ行ってきた。
1日目 土浦〜上野〜角館〜秋田

兄・佐竹義宣と共に常陸国から出羽国へ転封となった蘆名盛重が入ったのが角館。残念ながらその角館城の遺構は乏しいらしく、時間に余裕もないので、武家屋敷街と外町を巡った。出発前に仙北市観光情報センターのホームページのバグを指摘した際に、折り返し提供してもらったおすすめコースが役に立った。角館には6時間ほど滞在。

夕食は、旭川の向こうまで少し歩くが、レビューが上下極端な秋田川反漁屋酒場へ行ってみて、理由がわかった。どちらの中居さんに当たるかで評価が真っ二つになるってことのようだ。気の利かない仲良さんとはやり合うつもりで行けば、旅のネタ作りとしてそれなりに楽しめるかも。
2日目 脇本城〜土崎〜秋田城

朝、駅前でレンタカーを借りられたので、まずは八郎潟の南側にある国指定史跡・脇本城へ向かう。レンタカーだったので下に停めて歩いて登ったが、自分の車ならば乗って上がることもできただろう。ちょっと心配ではあったが、行ってみると草が刈られていて良かった。かつて余湖さんたちがヤブレンジャー夏合宿で行ったときの記録には、日陰がないのがたまらんと書かれていた。この日は真夏ではなかったが、霧雨のあと晴れて蒸し暑かった。
秋田へ帰る途中で、土崎の土崎みなと歴史伝承館へ寄る。

秋田城は土崎からすぐのところ。戦国城ではなく古代の城柵。水洗トイレの遺構が珍しい。
3日目 久保田城〜市街地歩き

久保田城址は千秋公園となっている。本丸北西角には3階に展望台を付け加えたなんちゃって隅櫓が建ち、内部を資料館としている。

街中にある秋田市民俗芸能伝承館ではねぶり流し(竿燈(かんとう))の実演を見学。空き時間にはちびっ子が小型の竿燈を見事に操っていた。地元では小さな頃からここへ来て子ども用の竿燈に慣れるところから初めて徐々に大きなものを扱う技術を磨いているのだろう。
4日目 秋田〜大曲〜払田柵・堀田城〜上野〜土浦/大阪

秋田から普通列車で大曲まで行き、バスで払田の秋田県埋蔵文化財センターの前で下ろしてもらった。払田柵のふれあいの史跡公園は休館だったので、埋蔵文化財センターの展示を見学した後、北側一帯に広がる払田柵を散策。古代の景観を体感するような眺望がすばらしい。が、今日も暑い。

バスの時間までかなりあるので、西隣の堀田城へ回って少し見ておいた。
今回の旅行でも、お城の情報源として
余湖くんのホームページをおおいに参考にした。