2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
金本先生の姿も見えるよう
2022-06-23 Thu 00:00
2205271.jpeg『論考 日本中世史』 細川重男著 文学通信 2022年 1800円

ちょっと耳寄りでコアな知識が何気にそして軽妙に書かれていて勉強になる。そしてやはりというか替え歌もいくつか。嘉吉の乱での室町幕府の権力失墜について書かれている第29話綸旨をくださいの最後に「天皇の本質は「権威」であり権威とは共同幻想である。(中略)世俗の権力・秩序が正常に機能していれば、天皇の権威は必要とされないのであり、それが揺らぐ時、権力の側が天皇を必要としたのである」とある。本書には金本正之先生のお名前は出てはこないが、お弟子さんである著者の向こうに先生の姿が見える気がするのは私だけだろうか。
別窓 | 城郭・郷土史 | コメント:0
<<スケール記号と方位記号を延々と嵌め込む日 | 霞ヶ浦天体観測隊 | 全惑星勢揃いを見られる時期ではなさそうだ>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

| 霞ヶ浦天体観測隊 |

FC2カウンター