33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
霞ヶ浦南岸に勢力を張っていたあの武将の動静を調べる
2022-05-11 Wed 00:00
『鎌倉殿の13人』は登場人物が多いので、全国に地元ゆかり人物が一人くらいは見つかりそうだ。これこそThe大河ドラマだと言っていた友達もいる。そして、地元ゆかり人物については、贔屓するしないとは別に事績を知りたいと思うのではないだろうか。私の住んでいるところでいえば、ドラマには登場しないが、頼朝、範頼、行家、義仲、八田知家、八条院などと関係がありそうな武将に源義広(志田三郎先生)がいる。源為義の子なので義朝の弟、つまり頼朝の叔父になる。反頼朝の兵を挙げたが野木宮合戦に敗れ、木曾義仲に匿ってもらうが義仲の敗走の途中で討死する。先日足利の帰り日で立ち寄った野木神社周辺が野木宮合戦の比定地だが、その合戦の場で義広、範頼、知家は顔を合わせているらしい。そして、霞ヶ浦南岸のどこかが義広の本拠なのだが現時点では確定できる情報は何も無い。

2204223.jpeg『鎌倉武士の実像』 石井進著 平凡社 2002年 1500円
 野木宮合戦の年時についての基本論文が収録される大御所石井進氏の本書は押さえておこうと思う。

シリーズ・中世関東武士の研究 第14巻
『源範頼』 菱沼一憲編著 戎光祥出版 2015年 6500円
 野木宮合戦についてかなりのページを費やし、志田義広だけでなく、範頼、知家、小山氏などの動きに新解釈を提示している。
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この記事のコメント
>『鎌倉殿の13人』
 周防~北九州での範頼軍の活躍は、それなりにポジティブに描かれていましたが、八田さんは出ませんでしたね。市原隼人さんがエキストラに紛れていないか探したのですが、出ていなかったですよね。(三谷さんならやりかねないので)

 ご当地ということで、丹波地方の源氏関係をちょっと調べましたが、以仁王の戦敗から足利尊氏の誕生(または蜂起)までは、特に当地に記載はないようです(平家討伐の行軍支援はあったでしょうが)。鎌倉時代に何かあったらまた教えて下さい。平家の落人は、丹波にもそれなりにあるようです。京に近すぎますが、地形が複雑なので、地元民にかくまってもらえばいい所だったでしょう。
2022-05-12 Thu 08:35 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
噂では、八田知家は6月に登場らしいです。その頃には奥州攻めも終わっているでしょうから、阿野全成誅殺まで出番なさそうです。それを逃すといよいよ出る幕ないですね。本当の八田知家同様に掴みどころのない謎のキャラです。

京都以西は平家の領地もたくさんあったでしょうから落人もそれなりに入り込んだのでしょうね。
2022-05-12 Thu 21:01 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
このあいだ、ついに出ましたね。タイミングとしては、ほぼ奥州攻めということで。私の勘では、富士の巻狩りでも、たぶん曾我兄弟とつるんで大々的に出ますよ。
2022-05-30 Mon 15:55 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
とうとう登場しましたね。奥州征伐の東海道大将軍姿はなかったので、S.Uさんの言う富士の巻狩りが次の登場機会ですね。
2022-06-01 Wed 07:22 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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