2022-03-31 Thu 00:00
![]() ところで、展示が難しすぎると感じる向きには、そこで諦めずに200円の『図録参照マップ』がおすすめだ(写真の左側に広げている一枚物で裏側がマップ)。近隣の重要ポイントについて短い解説があるので、まずはこれを買ってスタンプラリー(こちらは無料)を回り、解説文を読んで、より深いところは図録で確認して、それから改めて博物館の展示を見るというのが今回の特別展の完璧な楽しみ方としてご提案したい。この仕掛けを考えたのは誰でしょう?地味だけど手堅いN学芸員か、百戦錬磨のK副館長か、あるいは教委のIさんか?そして、普段スタンプラリーを回ることのない自分だが、今回は期間も長いので最終的には全部回れそうだ。 |
以前にも、ご紹介してお尋ねしたことがあったかもしれませんが、「鎌倉殿の13人」が平家追討の佳境に入ってきましたので、再度、お邪魔します。
超新星SN1181といえば、平清盛が没した治承5年にカシオペヤ座に出現したことが『吾妻鏡』、『玉葉』等に記載されていますが、『吾妻鏡』では、その色について、 「鎮星〔土星〕色青赤有芒角」 とあるそうです。この「色赤青」というのは、他に出典がある色か、どういう色か、という問題を提起された方がありました。かすてんさん、他の皆様は、どのように考えられますでしょうか。 赤、青と、色が変化した? 赤と青の混合で、紫かマゼンタ? 土星に近い色なら、黄色か黄緑? 薄い赤という意味で、ピンクかオレンジ? くすんだ赤という意味で、薄茶色? 史料と解説は、下のURLの湯浅先生の論文の2.【1】に出ています。 実際に、観測した人が何色と見たかはわかりませんが、観測したのは、グレゴリオ暦では8月中旬で、超新星は北天の見やすい位置で観測可能で、私は、大気の減光やちらつきの影響で色が変わったとは考えにくいと思います。 https://saigaku.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=379&item_no=1&attribute_id=73&file_no=1&page_id=13&block_id=21
2022-04-13 Wed 11:16 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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| 霞ヶ浦天体観測隊 |
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