2022-02-15 Tue 00:00
![]() 山本みなみ氏の『史伝 北条義時』は、斬新で充実した内容のそれでいてたいへん読みやすい本で、現在の最高到達点という評価もあることはすでに紹介した。『鎌倉殿の13人』が面白いからといって義時本を何冊も読んでいる余裕もないのだが、本書は従来からの一般的な枠組みとは異なった視角を提示した好著だという評価を目にしたので、これも読んでみることにした。 従来からの一般的な枠組みに詳しくないのでどこが異なった視角なのかわからなかったが、これは偏に自分の知識が乏しいからだ。全体を通じて義時の存在感が薄いため「北条義時」よりも「鎌倉幕府と執権政治の成立」といったタイトルの方が良いのではないかという感想を持った。系図と年表の掲載は評価したい。 |
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