逆茂木と弓矢は、昔から常套の戦い方だったのですね。
弓矢は飛び道具ですが、まったく卑怯という意味合いは無く、鉄砲が出てきてから飛び道具が卑怯ということになってしまったみたいです。弓矢は日本古来の伝統の作法があるけれども、鉄砲にはそれがないからという、いかにも無意味な理由によるからということでした。 逆茂木は、アステカ帝国の首都防衛のため水中で使われていて、これで多くのスペイン兵が捕虜になって殺されました。日本の城郭で堀の水底に利用されたことはありますでしょうか。ちなみに、アステカ帝国では捕虜にして生け贄にすることが重要だったので、殺傷能力のある飛び道具はあまり発達しなかったようです。
2021-09-30 Thu 08:38 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
伝統の作法といっても、その歴史を調べていつの話だと確認しないと迂闊なことは言えませんね。
逆茂木は防御力があるので、堀の中に仕切りを作る障子堀もありますが、逆茂木も使われたと思います。
2021-09-30 Thu 10:28 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
私の読んだ本によると、鉄砲が卑怯、無作法とされたのは、徳川政権の前期、島原・天草あたりの時代ではないかと思います。戦国時代でも卑怯でしょうが、使った者が勝ちです。
また、弓矢の作法は、「弓矢の道」というのがありますが、成立は鎌倉時代か室町時代か知りません。平家物語に那須与一の話が出てくるので、弓矢の作法は鎌倉幕府が推奨していたのかもしれません。鉄砲は徳川幕府の気に入らなかったということですね。
2021-09-30 Thu 11:02 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
江戸時代の太平な時代に確立した作法もそれぞれに故実に基づいているとは主張しているでしょう、武士の起こり以降のそれぞれの時代の価値観と同じとはとても思えませんが。
2021-09-30 Thu 18:31 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
たぶん、いつの時代でも「伝統、伝統」と声高に言っている人の「伝統」というのは、比較的新しい時代の伝統で、古い時代の伝統というのは、その時代の大勢の便宜にかなっていて特に伝統という必要はなかった(だから、新興勢力に負けることもあった)というのがおおかたのところではないでしょうか。
何を書いているのかよくわからなくなってきましたが、伝統は伝統ではなく、本当の伝統はすでに敗れているということです。
2021-09-30 Thu 20:02 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
伝統の主張は延命模索の姿。
2021-10-02 Sat 08:32 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
|
|
||
管理者だけに閲覧 | ||
|
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
|
FC2カウンター