・7月30日までにワクチン接種後死亡919事例と厚労省が明らかに…前回報告から168件増
　ぱっと見だと、ファイザーの方がモデルナよりも死者数が大きいと感じさせる記事だが、接種回数が格段に違うのだから母数を考慮せずに単純に数だけでは比較できない。とにかく読むだけでは比較のできないわかりにくい記事だ。元情報が出ている以下の厚生労働省のサイトの数字を使って、接種回数に対する頻度を計算してみた。
→厚生労働省：新型コロナワクチンの副反応疑い報告について

報告対象期間：令和３年２月17日〜７月25日
　　　　　　接種回数　　副反応疑い　頻度％
ファイザー　74,137,348　19,202　　0.03
モデルナ　　3,589,581　　903　　　0.03

　　　　　　接種回数　　死亡　頻度％
ファイザー　74,137,348　828　0.0010
モデルナ　　3,589,581　　6　　0.0002

　　　　　　接種回数　　アナ疑い　頻度％　ブラ　頻度％
ファイザー　74,137,348　1992　　0.003　360　0.0005
モデルナ　　3,589,581　　103　　0.003　　8　　0.0002
　　　　＊アナ：アナフィラキシー　ブラ：ブライトン分類

　　　　　　接種回数　　心筋炎・心膜炎　頻度％
ファイザー　74,137,348　46　　　　　　0.00006
モデルナ　　3,589,581　　3　　　　　　0.00008

こうしてじっくり見ると、記事ぱっと見の印象同様、ファイザーの死亡頻度の高さはやはり気になる。

→厚生労働省：新型コロナワクチンの接種後の健康状況調査
　ファイザー、モデルナそれぞれについて、接種部位の腫れ・痛み、発熱、頭痛などの、重篤例以外の比較的起こりやすい症状について、１回目と２回目の反応頻度をグラフ化してある。

ファイザーは、いろいろ複雑な副反応がでるのですかね。高齢者や入院先の病院などで接種しているから、様々なアレルギーに弱い人に多く接種しているからということはないでしょうか。

ところで、もしわかりましたら教えていただきたいのですが、大規模接種会場（職域接種以外の地方の会場も含む）のモデルナの２回目予約は、どういう形で期日を指定しているのでしょうか。

自分や周辺の知り合いといった少人数集団を観察する限り、副反応の出方は年齢だとか性差だとかあまり関係ないような印象です。大きな集団で統計を取ればあのような分布になるのでしょうけど。

１回目予約の時に自動的に２回目も決まるので、２回目予約という予約方法はないのではないでしょうか。やり方が違うところもあるかもしれませんが、県立医療大学会場の場合は同時に決まりました。

ありがとうございます。
接種後死亡というのは、副反応がどれほど直接的、間接的に関係しているかはむずかしいですね。まったく関係しなくても、接種の年齢分布は反映しますし、いずれにしても、高齢者はちょっとした生活のリズムのくずれも影響するかもしれません。

　モデルナの件ですが、１回目の接種の際に、２回目も確保されているなら、一応、期間内に２回接種は保証ということですね。２回目を受けようと思ったら、会期が終わっていたということがなければよろしいです。

接種後死亡の因果関係ですが、腕の痛み、腫れ、発熱、胃腸症状など、体力ある世代であれば辛かったで過ぎることでも、高齢者ほど他の臓器の不調の引き金になり得る様には感じます。ただ、接種後死亡の年齢分布が高齢者ほど上がる形であることとか、過去の死亡者数と比べての増加率との比較も必要だと感じます。

２回目は同時予約なのでセットで確保されているはずと思わざるを得ません。どこまでも信用の置けない政府なので当日が来るまでは、横流しされて足りなくなったということも覚悟しておきます。

無事2回済ませましたが2回目はかなりツラかったです
めったに熱が出ないというのもありますが

副反応についてはロットごとのバラつきもあると思います
分母＝接種者数からすればわずかかも知れませんがそこには有意な差が確実に存在します
とはいえ接種前にはデータもなくわからないのですが

33Pからです
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000816269.pdf

私は２回目まであと10日です。2倍の疼痛が来るのか、39度に熱発するのか、強い倦怠感が来るのか、、、嫌ですね。

そうですか、ロットのばらつきもありそうなのですね。複数の条件が絡んでいるようで、報告症状の数も半端でないです。