33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
中世の馬に辿り着くまでの長い旅の始まりか
2021-06-24 Thu 00:00
2105201.jpg中世戦国期における馬の様々な情報を知りたいのだが、まずは情報の多い古代の馬について知っておこうと、展示会へ行ったり牧に関する書籍を探したところ、例えば写真の様な本が手に入っている。

『牧の考古学』 入間田宣夫・谷口一夫編 高志書院 2008年 3000円
『馬小屋の考古学』 篠崎譲治著 高志書院 2010年 4000円
『日本古代の牧と馬政官司』 佐藤健太郎著 2016年 9500円
群馬県立歴史博物館第93回企画展 海を渡ってきた馬文化』 2017年
『「馬」が動かした日本史』2020年
上高津貝塚ふるさと歴史の広場第23回企画展 古代から中世へ』2020年
『馬と古代社会』 佐々木虔一・川尻秋生・黒済和彦編
                     八木書店 2021年 8000円
別窓 | 城郭・郷土史 | コメント:3
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この記事のコメント
古墳や馬の歴史の研究はまだまだできませんが、とりあえず、海賊に関する本、『歴史を変えた水軍の謎 』高野 澄を読みました。これは面白かったです。 『倭寇―海の歴史 』田中 健夫 も読みましたがあまり身につきませんでした。

 歴史事実を追うことよりも、彼らがどういう主体性を持って「海賊事業」を生業として維持しようとしたか、それとも転業しようとしたか、ということが重要なのではないかと考えました。
2021-06-27 Sun 10:07 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
水上の利用って、今の私たちの常識や感覚からすっぽり抜けているので、極力そういう常識を持ち込まないで考えた方が、水上社会の力強さが理解しやすいように感じます。じょうしきにとらわれないで考えるのはなかなか難しいのですが、また面白いところだと思います。海賊とか水軍という名称からは犯罪者集団や軍事組織のイメージが強いですが、頭の中で「海運」くらに置き換えてみるのも面白いです。
2021-06-27 Sun 10:48 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>水上の利用って、今の私たちの常識や感覚

歴史的な水上利用の常識は、

・海にある物は、野生の魚類であろうが、官品の輸送船であろうが、所有者はなく略奪自由。

という考えだったそうです。これは、海に領地や警察権がないと思えば良く理解できます。

ところが、藤原純友の乱以降は海賊が海の管理人か傭兵化していきました。これは、

・しゃにむに自分で戦うより、サラリーマンのほうが楽。

という、これまたわかりやすい常識で、これも理解できます。

この常識から常識への乗り換えが、ちょっと常識外れでわかりにくいのかもしれません。
2021-06-28 Mon 07:46 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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