古墳や馬の歴史の研究はまだまだできませんが、とりあえず、海賊に関する本、『歴史を変えた水軍の謎 』高野 澄を読みました。これは面白かったです。 『倭寇―海の歴史 』田中 健夫 も読みましたがあまり身につきませんでした。
歴史事実を追うことよりも、彼らがどういう主体性を持って「海賊事業」を生業として維持しようとしたか、それとも転業しようとしたか、ということが重要なのではないかと考えました。
2021-06-27 Sun 10:07 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
水上の利用って、今の私たちの常識や感覚からすっぽり抜けているので、極力そういう常識を持ち込まないで考えた方が、水上社会の力強さが理解しやすいように感じます。じょうしきにとらわれないで考えるのはなかなか難しいのですが、また面白いところだと思います。海賊とか水軍という名称からは犯罪者集団や軍事組織のイメージが強いですが、頭の中で「海運」くらに置き換えてみるのも面白いです。
2021-06-27 Sun 10:48 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>水上の利用って、今の私たちの常識や感覚
歴史的な水上利用の常識は、 ・海にある物は、野生の魚類であろうが、官品の輸送船であろうが、所有者はなく略奪自由。 という考えだったそうです。これは、海に領地や警察権がないと思えば良く理解できます。 ところが、藤原純友の乱以降は海賊が海の管理人か傭兵化していきました。これは、 ・しゃにむに自分で戦うより、サラリーマンのほうが楽。 という、これまたわかりやすい常識で、これも理解できます。 この常識から常識への乗り換えが、ちょっと常識外れでわかりにくいのかもしれません。
2021-06-28 Mon 07:46 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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