>経済活動
このあいだのNHK大河「麒麟がくる」で織田信長が足利義昭と京都に上る前に「1千貫」の金を用意したシーンでちょっと驚きました。金1千貫なら今のお金で300億円の超大金で織田が用意できるとは思えませんし、木造の城の床が抜けるでしょう。 実は、これは銅銭(永楽銭?)換算で1千貫で、金で1千両相当の約1.5億円だそうで、こんどはそれっぽっちということになります(当時は小判はなかったと思いますので、ドラマでは、粒状の金地金でした)。1.5億円では1部隊の装備費兵糧くらいにしかならないでしょう。時の朝廷も幕府もよほど財政難だったのでしょう。 面白いと思ったのは、全国規模では銅銭など信用できなかったと思われる戦国時代に、信長が金に対して銅銭換算で言っていたことです。これは話をわかりやすくするための脚色か、実際そうだったのか調べてみると面白いと思います。そういや、「永楽通宝」が幟の印にもなっていたので、銅銭に特に思い入れがあったのでしょうか。
2020-10-24 Sat 08:28 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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