2020-07-31 Fri 00:00
昨日の記事に関連するS.Uさんからのコメントに、「月に関して友愛の心情を歌ったヒット曲」について書かれた『銀河鉄道』第30号の編集後記が紹介されていた。これを読みながら、黛ジュンの『夕月』を聴きたくなってYouTubeを見始めたらドツボに嵌ってしまった。黛ジュンに始まり、先頃亡くなった弘田三枝子、三人娘、小川知子、ザ・ピーナッツ、GS、天地真理、南沙織、、、ついつい時間を忘れて見入ってしまい家に帰る時刻が遅くなった。
![]() [紅白歌合戦の視聴率推移のグラフは、データでみる“最低紅白”の真相~ワースト断定は早計だが改善の道は見えた!~より] |
これはこれは申し訳ないことでした(笑)。責任を取って、私も黛ジュンの「夕月」をYouTubeでフルコーラス聴きました。記憶にあるより、ずっと低音の発声でした。
紅白は1985年以来視聴率が落ちてきたのですね。少数の個人の歌手に帰すべき問題ではないと思いますが、「演歌の大衆化」というか演歌を多くの世代が支えられる状況がなくなったことがきっかけではないでしょうか。やはり作家や歌手側にその原因を追及したいように私は思います。 その境目が1984年頃ということで仮に個人の責任に帰すならば、第一に八代亜紀の全盛期に重なるように思います。石川さゆり、森昌子、森進一、五木ひろしなど、それ以降も名曲は出していますし、演歌以外のチェッカーズもモー娘。もすばらしいプロデュースだとは思いますが、もはや全国民的とは言えなくなりました。以上は、あくまでも紅白の視聴率に関連する部分に限った議論です。
2020-07-31 Fri 07:18 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
ジャンルの多様化で紅白が扱わない領域が増えたことや、たとえ社会の共感を得ていても先鋭的で最先端の音楽は取り入れないNHKの方針などで、ファンが離れたと思います。逆に、国民の多くが支持する音楽をほぼあの時間内に収められたのは、1970年代までだったということなのでしょう。我々が最後の世代かもしれませんが、でもその世代の人はまだまだたくさんいるので、第1回から第25回くらいまでの紅白の再放映をすれば、視聴率は上がると感じます。
2020-07-31 Fri 08:56 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>第1回から第25回くらいまでの紅白の再放映をすれば
そういうのがあれば、もちろんぜひ観たいです。私は、第12回以降20年間くらいは、毎年、年末は実家で大人しくしていたので、毎回テレビで部分的なりとも観ているはずです。 それで、Wikipedia「第○回NHK紅白歌合戦」をスキャンして調べたのですが、1961年以前はVTRが使えず映像記録無し、完全に公式版のVTRが残っているのは1972年以後で、その間、1962~71年は不完全版とかカラー放映を質の悪い白黒録画したものとかしか残っていないそうです。たぶん、再放送するにしても、その間は、ほとんど白黒のダイジェスト版になってしまいそうです。ラジオの録音はあるでしょうが、やはり映像で完全なものを観たいですよね。 我が家ですでにカラーテレビで観ていた時代の録画すら完全な形で残っていないというのは、意外というか情けないくらいです。VTRが高価で残せないなら、映画フィルムで撮っておいてほしかったと思います。
2020-08-01 Sat 06:16 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
紅白だけではないですが、NHKは意外に保存していないみたいですね。視聴者が記録した貴重な映像が部分的にはYouTubeなどで公開されています。そういった映像の存在をご存じない年配者もたくさんいると思いますので、まとめて見られる番組が作られればかなり支持されると思います。
記録がないようですが、第1回目からかなりの視聴率を稼ぐ国民的番組だったと思いますので、フィルムででも消え臆して欲しかったですね。
2020-08-01 Sat 16:28 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>紅白だけではないですが、NHKは意外に保存していない
放送用VTRが高価だったため使い回してしまったということですね。大河ドラマでも1970年代中葉までは残っていないそうです。 実際は、家庭用ビデオかフィルムに変換しておけば良かったわけで、のちに放映権の配布で儲けることができなかったためそういう発想がなかったのでしょう。当時でも、難視聴区域や図書館に貸し出すくらいのアイデアはあったはずで、それすらないのはあまり言い訳にならないような気がします。 今のNHKの商魂と比べると両極端と思います。
2020-08-02 Sun 07:03 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
確か、全編残っている大河は1976年の『風と雲と虹と』が最古だったと思います。
>当時でも、難視聴区域や図書館に貸し出すくらいのアイデアはあったはずで、それすらないのはあまり言い訳にならないような気がします。 そうですね、そう言う発想があれば、コピーが残った可能性が高いですね。
2020-08-02 Sun 11:48 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>『風と雲と虹と』
おっ、加藤剛の平将門、また出てきましたね。 それ以前で、私が見たいのは、緒形拳、高橋幸治、尾上菊五郎です。
2020-08-02 Sun 18:42 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
NHK大河『源義経』の尾上菊之助(当世菊五郎)は若かったですね。TVドラマなのにセリフは歌舞伎の音の出し方のままでした。菊五郎は、若い頃の歌舞伎を見てみたいです。『青砥稿花紅彩画』「浜松屋」と『三人吉三巴白浪』の「月もおぼろに白魚の」名場面の動画を持っていますが、かなりお腹が太くなってからのもので、牡丹のようなお嬢さんと見るのはきついですね。
2020-08-02 Sun 22:03 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>尾上菊之助(当世菊五郎)
関西の田舎に住んでいたためか、時代劇ファンでも歌舞伎になじみはありませんでした。憂いを秘めたよい義経だったと思います。のちに、滝沢秀明の義経も見ました、義経はカッコ良いだけではだめで、ちょっと情けないところもあってちょうどいいのですよね。
2020-08-03 Mon 12:14 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
日本人が好きな源義経のイメージは固定化していると思うので、斬新なキャラクターが提示されるといいですね。『真田丸』での吉田鋼太郎、『麒麟がくる』での染谷翔太のように、これまでの織田信長の固定したイメージと違うキャラクターを展示しているのは、最初は違和感があるのですが、それが次第に馴染んで存在感が増していく、その過程も興味深いです。
2020-08-05 Wed 10:16 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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