33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
予算締め付け→研究費枯渇→頭を下げて軍事とも提携
2019-09-12 Thu 00:00
・「防衛省助成に応募しない」一転 国立天文台、軍事研究容認も
 金を握っているから、やりたい放題、言いたい放題の要求を飲ませることが可能になる。
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:4
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この記事のコメント
>言いたい放題の要求を飲ませる

ここですね。

(1)アマチュア天文ファンや天文学者の期待をする研究にカネをまわすか

(2)防衛産業やアメリカや政府タカ派の期待する研究にカネをまわすか

 (1)も(2)も元はどちらも日本の公費の「研究予算」ですから、出所は同じことです。(2)が増えれば(1)は減ると考えないといけません。何と言っても「零和」時代になりましたからね。

 アマチュア天文家が(1)を訴える意義と力は大きいと思います。プロの天文学者にならなかった人が、別の仕事で稼いで、世の中に貢献して税金払って、その一部でプロに研究してもらっている(あるいはプロと一緒に研究している)わけですから、ある意味いちばん偉いはずです。

 大学や天文台のそもそもの設立目的がどこにあるかを考えると、学問をしている人のやるべきことは明らかだと思います。
2019-09-12 Thu 09:25 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>(1)も(2)も元はどちらも日本の公費の「研究予算」ですから、出所は同じことです。(2)が増えれば(1)は減ると考えないといけません。何と言っても「零和」時代になりましたからね。
 出所は一緒でも、配分割合も変われば、通ってくる道筋によっては比較的自由なお金と制約のあるお金の違いがあります。

自分が学生の頃は、「産学連携」には強い警戒感がありましたが、今や「産学官軍」への警戒感すらかき消されそうです。
2019-09-16 Mon 09:06 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>今や「産学官軍」への警戒感すらかき消されそう

 残念ながら、「産学官軍」はいいことだと思っている人がけっこういるようです。みんなお互いに協力してやるんだからいいじゃないと。

 でも、人ごとだと思っているからそう思ってしまうのですよね。実際にやってみるととてもじゃないが足を引っ張るだけ。

 そんなことをいうなら、あなたの会社を産学官軍でやりますか。役人に会社の経営判断の指導をしてもらいますか。そして防衛予算にすがって会社を運営しますか。そんなこと、怖くて簡単にはできないでしょうが。うまくいかなければ、行政上のペナルティが来ますからね。

 じゃあ、逆に、自衛隊の作戦立案に、大学の先生や中小企業の社長を呼んで喧々囂々やりますか。または、財務省の事務を、民間会社の営業マンや入札担当者、制服自衛隊員が合議で仕事するようにしますか。

 何で、大学にだけ、そんなやっかいなものを持ち込むのですか! 日本の大学は草刈り場ですか。
2019-09-16 Mon 19:13 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
本来、産官軍は提携しやすい方向性を持っていますが、学とはなじまない部分も多いです。それがバランスとして良かったはずですが、金で首根っこ押さえられて取り込まれてしまったら、バランスは崩壊で、画期的な発展の可能性も縮小するはずです。
2019-09-26 Thu 11:12 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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