2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
『南十字星を求めて』
2008-05-26 Mon 00:20
080517.jpg 『南十字星を求めて』 誠文堂新光社 1981年 1,100円

 今から28年前の1980年3月、関西学院大学天文サークルの4、3、2年生トリオが、生協主催の春の自由ツアーを行き帰りに利用して、ニュージーランド国内を星を求めて走り回る一部始終を紹介した旅行記。4年生のKさんはTS-65Pにカメラ3台同架のかなりヘビーなシステム、3年生のYさんはスケッチをメインに200mmのシュミカセ(セレストロン8)、2年生のTさんはカメラ1台をTS-40Hに同架の軽快システム。当時はまだ海外へ星見や撮影に行くことが一般化していない頃で、日本とは違う常識や習慣などの紹介記事はその後に続く人たちへの良き指針になったと思う。また、私と同世代の3人組の道中の様子にはあの時代の雰囲気が溢れていて懐かしさいっぱいだ。
 本書は合本の体裁をとっていて、後ろ半分はフリーカメラマン藤塚晴夫氏による「南太平洋旅行案内」で、きっと当時はほとんど情報が無かったと思われる各国の事情(星見の情報というわけではない)を簡潔にまとめてある。

 こんな旅が出来る年齢に帰れるものなら帰りたいですね、カノープスさん!そうなんです、この旅をして本書を執筆されたお一人Kさんとは『星を見るための別荘』のカノープスさんだったんです。ugemさん、よくぞ気づいてくれました。
今夜の観測:午後になって雨が止み夕方から雲が薄くなって来た。21時頃になると筋状の雲は残っているが明るい星は見えて来た。期待できそうなので本当に久しぶりにTS65Pを出して土星を眺めてみる。でもやっぱり雲があるので暗い。雲から出ている変光星はないかと探し辛うじてP Cyg4.9等のみ見る。22時前にはほぼ皆曇。オーストラリアやニュージーランドはどこか他所の星のことの様。
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この記事のコメント
80年頃と言えばダイヤモンド社の個人旅行者用ガイドブック「地球の歩き方」シリーズが刊行され出した頃です。それまで主流だった団体ツアーではなく個人旅行が主流になり始めた頃で、カノープスさん達のニュージーランド旅行もその先駆けだった訳ですね。
2008-05-26 Mon 11:23 | URL | ugem #-[ 内容変更]
『地球の歩き方』もその頃でした。ようやく情報も得やすくなって来た時代ですね。
2008-05-26 Mon 20:39 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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