2019-06-30 Sun 00:00
![]() 右画像は縮小したサンプル版なので本記事をご覧いただくとして、例えば10年刻みくらいで色分けした図も見てみたいような気がする。って書いておくと、いつの間にか出来上がっていたりして。 |
作っておきました。追記に載せてありますのでご覧ください。たまたま昨日は台風蓄積エネルギー(ACE値)の計算もしていたので、一緒に折り込んでみました。
うわっ、もう作ってくれたのですね。ありがとうございます。
先日の3号が日本近海で発生したので、台風の発生位置は時代によって移動しているのか、時代別にすると何か傾向が見えるかなと思った次第です。どうでしょう、何かありそうですか?
2019-06-30 Sun 16:07 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
んー、どうでしょうね?時代と言っても、たかだか70年の観測データですし、台風数も1800件足らずですので、変化が分かるほど統計的に有効な母数とは言いがたいです。
年ごとに傾向が変化しているのは長年見てると感じます。ただ、「少しずつ北上してる」みたいな全体傾向じゃなくて、エルニーニョや南方振動と言った海面温度&気圧の分布に起因する効果と考えたほうがしっくりきます。意外だったのは、今年まだ黒潮大蛇行(紀伊半島南東海域の低温化)が続いているので、ちょうど蛇行の根っこで台風3号になったこと。そこまで黒潮に熱エネルギーが残っていたのかなぁと不思議に感じた次第です。今のところ、海はそんなに熱くは無いんですよ。 仮に海面がかなり変化して台風が強大化したり北行化が進んでも、大きな大気循環の束縛からは逃れられないので、「一時の気の(大気の)迷い」でしょう。「大気循環が根本から崩れ、台風発生位置が総じて北上した」ような話は、飛躍しすぎかも知れませんが、木星の大赤斑や縞模様が南下や北上するといったレベルに相当すると思います。地軸が大きく変わったり公転・自転周期が変わると言ったような事態ですかね。 やはり一見してわかるような傾向は現れていないようですね。ただ、日本から離れた低い緯度で発生した台風は消滅までの時間が長い分エネルギーを溜め込んでACE値が大きくなるのは当然かもしれません。
2019-07-03 Wed 21:53 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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