33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
山中節の柳香から浅草ゆめ子へ
2019-03-02 Sat 00:00
1902271.jpg『山中節覚え書』によると、山中温泉の芸妓で山中節の歌い手だった柳香は、古賀政男に見出されて浅草ゆめ子という名で歌手デビューしたとある。ネットで探すと、五月みどりや島倉千代子といっしょに吹き込んでいる、「茶摘み音頭」(1957年)、「かんのん音頭」(1958年前後)、「浅草おどり」(1958年)の3曲が見つかった。世代的に、五月みどりや島倉千代子よりも10歳ほど年上なので、こうした若いアイドル売り出しの後方支援的な存在になってしまったのだろう。1曲を二人の女性歌手が歌っているので聴き比べすると、若いお色気の五月みどりや島倉千代子に比べて、浅草ゆめ子のしっとりとした情緒のあるすばらしい声が一段と映えて聞こえてくる。子どもの頃に、歌謡番組で歌う姿を目にしたことがあるに違いないのだが、この艶やかな魅力をわかるには、残念ながらまだ幼過ぎた。

 →「茶摘み音頭」(加藤雅夫/浅草ゆめ子)
 →「かんのん音頭」(浅草ゆめ子/伊東満/五月みどり)
 →「浅草おどり」(島倉千代子/神戸一郎/浅草ゆめ子)
    (ジャケットには美空ひばりの写真のみ)
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この記事のコメント
>浅草ゆめ子
 名前と茶摘み音頭はわずかに耳にしたかもしれない程度で、ほぼ記憶にありません。

 Webページ「NHKクロニクル」で出演番組を検索してみましたが、1961年以前のもの6件しかかかりませんでした。その頃、うちにテレビがあったかどうか微妙です。

 1961年に出た五月みどりの「おひまなら来てね」が大ヒットしたのは覚えています。子ども同士の遊びでも「おひまなら来てよね」とか言って誘っていました。
2019-03-03 Sun 07:56 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>わずかに耳にしたかもしれない程度で、ほぼ記憶にありません。
 私たちが子ども時代には、日本髪を結った芸妓出身のいわゆるうぐいす歌手がまだけっこういました。市丸や小唄勝太郎などはずっと後まで活躍していました。

>1961年以前のもの6件
 NHKの記録では1961年が最新ですね。 『山中節覚え書』を読むと、昭和61年時点でも歌のお仕事をされていますので引退したわけではなく、NHKTVの仕事がその頃を最後になったのでしょう。

>子ども同士の遊びでも「おひまなら来てよね」とか言って誘っていました。
 TVによる情報のグローバル化の威力ですね。
2019-03-04 Mon 09:31 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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