2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
iakuの新作『逢いに行くの、雨だけど』
2018-12-17 Mon 00:00
1812111.jpgiakuの三鷹公演が前回に続き今回もうまいこと東京の実家へ行く用事と重なってくれたおかげで、12月9日(日)、三鷹市芸術文化センター星のホールで初演が行われていた『逢いに行くの、雨だけど』の千穐楽へ行くことができた。誰もいない会場へ入ると、増設席が目一杯に作られていてこれから続々埋まっていく予感、舞台上には野球場のスタンドのような階段状のセットが組み上げられていて目を引く。iakuは横山拓也さんの原作・脚本を芝居にするユニットだが、この作品は脚本だけでなく演出も横山さんが行ったiakuでは初の試みだという(意外!)。関西弁の会話劇というこれまでのスタイルでないのはちょっと残念だが、普遍性のある作品作りへの一歩ということかな。関西弁と標準語では人と人の距離の取り方が違う感じがするので、今後も芝居の性格によって使い分けしてくれるとうれしい。
失明・義眼という眼に見える障害と、加害者・被害者・周囲の眼に見えない葛藤のぶつかり合いが今回のテーマの様だが、これまでの作品に比べてアンタッチャブルさの点でインパクトが若干小さかった感があるのは、登場人物8人それぞれに満遍なく共感できてしまうからだろう。と、書きながら、潤ちゃん(尾形宣久)は言いたいことを言ったのか言わなかったのか、実は最後までわからなかった。潤ちゃんの優しげなところは、7月に見た『人の気も知らないで』のアデコの笑いとつながっているように思えた。
こういうセットにも上がらないとならないという一点だけからでも、高所恐怖症の自分には役者は不可能。なにはともあれ、出演のみなさんがセットから足を踏み外すなどの事故がなくてよかった。今後の公演もお気をつけて。

 →iaku
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