2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
ヘール・ボップ彗星と百武彗星の思い出
2008-04-17 Thu 00:11
070116.jpg C/1995 O1(ヘール・ボップ彗星)は太陽から25.7天文単位離れて明るさ20等でいまだに活動しているという記事がアストロアーツに載っていた(→記事へ)。ヘール・ボップ彗星は私が体験できた初めての彗星だった。1997年、それは天文から最も離れていた時期だったのだから幸運というか縁があったというかとにかく思いで深い。[左写真は霞ヶ浦湖畔で写したヘール・ボップ彗星]
ついでに前年の百武彗星のことも思い出した。
200px-Hyakutake.jpg 1996年春、日本人発見の大彗星の話題は天文から離れていた私の耳にも届いた。数年前に職を得て東京から茨城県土浦市へ移っていたが、百武彗星が現れたのはちょうど霞ヶ浦湖南に自分の家を建てている最中だった。まだ壁と屋根と床があるだけの受け渡し前の家の鍵を工務店から借りて寝袋持参で百武彗星を見に行く計画も立てた。ところがその時期は工事が度々中断するような雨天続きで結局百武彗星を見ることなく機会を逃してしまった。[右写真はWikipediaの百武彗星 (C/1996 B2)から]
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この記事のコメント
大彗星
こんにちわ、ももで~す。
ヘールボップ彗星は明るかったし、夕方の時間帯に見えたので、一般の方でも見られた方が多いですね。
一方、百武彗星は尾が長かったものの暗い空でないと見えなかったし、深夜に南中だったのでなかなか見られた人は天文ファンでも少なかったかもですね。
2008-04-17 Thu 12:59 | URL | もも #-[ 内容変更]
ももさん、こんばんは。

 そうでしょうね、星への興味をそれほど抱いていなかった当時の自分の耳へもこの2彗星に関する情報は届いたのですから、多くの方が体験できたのだろうと想像できます。
 百武彗星はその長い尾が有名だったようですが、実際には淡いものだったのですか?私の仲の良いお城友達は当時星好きの友人に八溝山へ連れて行かれたそうですが、闇の天空に大円を描く彗星の尾はなんだか気持ち悪かったと感想を述べていました。

 ももさんのところでは暗い空を生かしてきっとすごい尾が写ったことでしょうね。今度機会があったら見せてください。
2008-04-17 Thu 20:09 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
こんばんは
そうそう 私も当時は今ほど星に夢中では無かったのですが、新聞を見て知り 両方とも肉眼のみですが見ました!
見ることができて良かったと思ってますが、百武彗星の長~い尾を暗い空で見たかったなぁ・・・と思います~。。。
2008-04-17 Thu 22:56 | URL | ふわり #-[ 内容変更]
ボクは夢中な時代でした
ヘールボップ&百武彗星、懐かしいなぁ。毎晩のように写真撮ってて、ふらふらでした。百武の尾は肉眼で良く見えましたよ。強烈な原体験となって今も思い出します。天国にいる百武さんに感謝したいですね。「星ナビ」彗星コーナー連載中のお友達・吉田くんのHPで、ここ↓
http://www.aerith.net/comet/catalog/1996B2/pictures-j.html
の中ほどに当時のボクの写真がいくらかあります。尾の長さは3/27の宮崎氏の写真で北斗七星と比較すると実感できますね。(実際はもっと長かった!)このときのボクの機材は現在メインで使ってるもので、百武に間に合わせ無理して買いました。もう10年以上前なんだぁ…いろんな事があったなぁ(遠い目)。
2008-04-17 Thu 23:29 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
そうそう、百武彗星は職場でも数名の人が話題にしましたよ(^^)
天文復帰の年でしたが、仕事が忙しくて山中にまでは行けませんでした。が、街中で撮影もして画像に残っています。長い長い尾を見ることが出来なくて心残りですが。

百武の 思い残してや 長い尾の

1997年になり、ヘール・ボップ彗星は百武彗星の時の雪辱で燃えました。街中がほとんどですが、核周辺のスケッチを50枚残しました。以下にありますですよ。

http://homepage2.nifty.com/star-kn/HB.html/HB1997.html

撮影派の方にとってはお笑いでしょうが。。。真剣勝負でスケッチしましたのです。
2008-04-17 Thu 23:34 | URL | 中井 健二 #7w5mtEUg[ 内容変更]
天文から3年ほど離れていた時期があるのですが、ちょうどその間に、この2つの彗星が駆け抜けていきました。
おかげで子どもの頃からの星好きなのに、「大彗星らしい大彗星」をいまだに見ていません(苦笑)
2008-04-17 Thu 23:35 | URL | ふくだ #mQop/nM.[ 内容変更]
記憶の中に輝き続ける大スター
みなさん、貴重な思い出をご披露していただきありがとうございます。

ふわりさん
 今ほどの熱心さでなかったとのことですが、でもポイントはきっちり押さえていたのですね。

みゃおさん
 いろいろなことをやってきたみゃおさんにとっても思い出の彗星ですか。吉田さんのページは彗星情報のためにときどき覗きます。そういうと、変光星観測のMISAOプロジェクトの吉田さんはこの吉田さんなのですね。みゃおさんのお友達とのことですが、ソフトウェア工学での共通点もあるのですね。

中井さん
 写真は多くの人がたくさん写されたでしょうが、今の時代これだけの数のスケッチを描き続けた記録ってとても貴重なのではないでしょうか。復帰直後にこんな大イベントが連発して忙しかったことでしょうね。

ふくださん
 中井さんのようなタイミングがあるかと思えば、ふくださんのようなタイミングもあるのですね。わずか3年のブランクの間に百武&ヘール・ボップが来ていたとは。私は33年のブランクの間にヘール・ボップとしし座流星雨を見られたので運が良かったと思っています。

以上、まとめレスで済みません。それにしても、皆さんのコメントを読みながら実際に見たとか見られなかったとかを越えて、こうして記憶に深く濃く残っている百武彗星やヘール・ボップ彗星は大スターだったと思います。私にとっては、ベネット彗星とマックノート彗星もまた見る事はできませんでしたが、やはり記憶の中に輝き続ける大スターです。
2008-04-18 Fri 11:55 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
中井さんのスケッチ、すごいですね!感動しました。ぼくはハレーの頃は全然写真撮れなくて、スケッチばかりしてました。だからこれだけの記録を取ることがどれほど大変か、そして面白いか、よく分かります。核の微細構造すごいですねぇ。

かすてんさん、そうです、MISAOの吉田くんです。彼が学生の頃からの付き合いですね。1、2年前にNHK高校講座で紹介されてました、彼。↓
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/2007/tv/chigaku/archive/resume008.html
このときボクのヘールボップ彗星写真も紹介してもらいました。

いつもコメント長くしてごめんなさい^^;
2008-04-18 Fri 19:34 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
みゃおさん、こんばんは。

 中井さんの記録を順番に見ていくと、写真では再現し難い微細構造に関してスケッチが強力な手段になるということが良く分かりますよね。
 みゃおさんの「ハレーの頃は全然写真撮れなくて」というのはどういうことですか?
 吉田さんってかなりのお年の方と思っていましたがお若いのですね。
 このくらいのコメントは長いうちに入りませんので大丈夫ですよ。
2008-04-18 Fri 20:17 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
ハレーの頃は写真を撮れる技術も機材も無かったんです。それに眼視観測に萌えていた頃でした。(もえるの字が違う…笑)
吉田くん、若いですよぉ。ボクのひとまわりも下です。同県出身ですよぉ。(個人情報はここまで!)各方面で大活躍ですよね。
2008-04-18 Fri 20:56 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
ハレー彗星は22年前ですから、私が星への情熱をまったく失っていた時でしたね。その頃はまだ経済的に機材をそろえられなかっただろうことは想像できますが、みゃおさんにも写真を撮る技術の無い頃があったのは想像できませんよ。
2008-04-18 Fri 21:19 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
みゃおさん、かすてんさん、スケッチを見ていただいてありがとうございます。
スケッチばかりでなくて数回核周辺の撮影もしたのですが、眼視のイメージには遥か遠く及びませんでした。
人間の眼と脳って凄いんだなあと実感しました。

みゃおさん、ハレー彗星のスケッチをされていたのですか。見てみたいです。スケッチは写真では埋もれてしまう細かい箇所を表現できるのが優位ですね。今現在のCCDなどでもまだ人間の眼と脳には及んでいないような気がしています。

ヘール・ボップ彗星のスケッチをとり続けて分かったのは、私の目の分光感度では青色に感度が高いということでした。イオンの尾がダストの尾よりも明るく見ていました。
山中での双眼鏡のスケッチでは高度が低くて青色が吸収されてイオンの尾が短く表現されていますが(見たままを描いたので)、高度が高い時はイオンの尾はもっと明るく長く伸びていてダストの尾よりも長かったです。
2008-04-18 Fri 22:17 | URL | 中井 健二 #7w5mtEUg[ 内容変更]
メンバー
こんばんわ、ももで~す。
ワタシもへールボップのスケッチしましたよん。
面白い頭の様子でしたね。
中井さんが言われるように、大昔の本で見るだけの彗星頭部の微細な構造が実在のものだと実感しました。

余談ですが、
吉田さんのMISAOの名前だけのメンバーだったりします~。
2008-04-18 Fri 23:23 | URL | もも #-[ 内容変更]
ももさんもヘール・ボップ彗星のスケッチをされていたのですか!お仲間大勢がいいですね(^^)
昔の人は大嘘つきではなかったのが分かりました。ももさんも同じ感想だったんですね(^^)

ところで、吉田さんは変光星のMISAOプロジェクトで有名ですが、彗星の方でも有名なのが凄いです。
2008-04-19 Sat 00:01 | URL | 中井 健二 #7w5mtEUg[ 内容変更]
おぉ、コメントが長い…^^;思い出話は尽きませんね。

中井さんの目の分光感度が羨ましいです。彗星捜索できそうですね!HB彗星のイオンが明るく見えたというのはなんとなく分かる気がします。自分も「浮いて」見えると感じました。ももさんもスケッチ仲間でしたかぁ。ボクはブラッドフィールド彗星(1987s)の頃までは間違いなくスケッチ派でした。アンチテイル見つけた感動が懐かしい~。(スケッチは実家の倉庫に眠ってます…。)昔の人は大嘘つきではなかったですね、まさに。人間の目ってすごい。

HB彗星のころはもうすっかり写真やってました。先ほど発掘したHB彗星1997/3/10明け方の写真を下に置いておきますね。この日は朝晩見えたんですよねぇ。
http://www.asahi-net.or.jp/~hw9a-kbnw/img/hb1.jpg
http://www.asahi-net.or.jp/~hw9a-kbnw/img/hb2.jpg
#かすてんさん、どんどんコメント伸ばしてごめんなさい~;_;
2008-04-19 Sat 00:29 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
みなさん、おはようございます。

 夕べは雨が強かったので早々と寝てしまいました(早寝するときはブログは自動投稿です)。その後もみなさん思い出話で盛り上がっていたのですね。それにしても、次から次から出ますね。ももさんがMISAOのメンバーだということまで。
 HBは見えている期間が長かったので、当時観測されていた方はいろいろなことを試せたことでしょう。それがノウハウとなって今生きているのだと思いました。
2008-04-19 Sat 07:23 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
みんな
同じ穴のむじな~(笑)。
言い方が下品かも知れませんが ~そこは愛嬌(^^)。

で 来年に迫った皆既日食も そろそろ話題が 出始める頃に成りました~どんな案配でしょう?・・^^; 。
2008-04-19 Sat 21:32 | URL | ☆はごろも~* #j2KS4BfU[ 内容変更]
☆はごろも~*さんもですか?

 ぜひ同じ穴の中で昔話をしましょうよ。

 来年の日食に際して、太陽観測の☆はごろも~*さんとしてはどのような体勢で臨まれるのですか?かすてんとしては、来年の日食よりも明後日のISS太陽面通過が目下のイベントです。
2008-04-19 Sat 22:52 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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