33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
片一方の意見として
2018-11-16 Fri 00:00
武田邦彦:
・子供たちの日本2:税金
・フェイクニュース:科学のもの
・フェイクニュースと専門家:科学が社会に負けた例
 社会も科学もややこしくなってきて、なかなか自分の頭で根本まで遡って確認するのが大変になっているので、他人が考えたことを利用させてもらうのも仕方がないかもしれない。それでも、自分に都合良く感じられる意見を直感で選ぶのではなく、せめて複数の意見を聞いて、自分の頭の中で行ったり来たりさせることが最低限必要なんだと思う。
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:3
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この記事のコメント
>武田邦彦~フェイクニュース:科学のもの
を聴きました。
 
 武田先生のおっしゃるように、このような科学ニュースが半分以上フェイクであることは、世の中を批判的に見るまともな研究者(科学者、社会学者)、ジャーナリストならだれでもわかることだと思います。

>片一方の意見として
100%どちらが正しいということは研究者も含めて断言できないでしょうが、真摯に調べてみるとおおむねフェイク臭いということはわかる人にはわかります。根拠や仮定、公表手法等が不明朗で怪しいからです。学者と称する人でこれに気づかず他人の説の尻馬に乗っている人がいたら、私はモグリではないかと思います。「ぼーと生きてんじゃねぇよ」と言いたい。

 では、なぜ大多数の研究者やジャーナリストは黙っているか、という疑問になりますが、アホらしくて反論する気にもならないからだと思います。みんな嘘くさいと思っていることを知っているからです。99%の研究者が間違っていることなら1%の研究者は自説を公表する値打ちがありますが、1%の研究者が正しくないことを言い、99%が正しいことを知っている場合は、研究者はわざわざ正しい学説を説明することはしません。そんなにヒマではないので、金にも名声にもならないことはやらないというわけでしょう。一方、1%のほうは嘘でも書けば金になります。

 従って、学説に報道で反論が無い場合は、それがほとんど正しいのかほとんど嘘なのかのどちらかですが、素人には、報道だけでは真偽がわからないことになります。ここに報道の絶対的な限界があるので、そういう疑問のある場合は、専門の研究所や科学博物館でお尋ねになるのがよいと思います。ちゃんと教えてくれます(←これが私のいちばん言いたかったことです)。
2018-11-16 Fri 09:06 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>1%の研究者が正しくないことを言い、99%が正しいことを知っている場合は、研究者はわざわざ正しい学説を説明することはしません。そんなにヒマではないので、金にも名声にもならないことはやらないというわけでしょう。

 そこに漬け込んで、1%の嘘がそれを判断する力のない素人へ流布していくのだと思います。

>報道の絶対的な限界があるので、そういう疑問のある場合は、専門の研究所や科学博物館でお尋ねになるのがよいと思います。ちゃんと教えてくれます。

 まともな科学ジャーナリストがいれば、そこを取り上げてくれるのでしょうが、あまり期待できませんね。やはり自分でやらんとならないですかね。
2018-11-19 Mon 23:39 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>まともな科学ジャーナリストがいれば、そこを取り上げてくれるのでしょうが、あまり期待できませんね。

 まともな科学ジャーナリストであっても、よほど専門的に勉強していないと、一般社会の常識だが実は科学的には怪しい学説について、自信を持って切り込むことはむずかしいと思います。どんな場合でも、仮に50-50の確度しかなくても自信を持って自説を述べられるのは、専門の研究者ならではの特権だと思います。

 そんな研究者でも、武田先生くらいの意志と評判がないと、わざわざ出しゃばってまで世間に騒がれたくはないので、こっそり尋ねてみるのがいちばんです。
2018-11-20 Tue 10:59 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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