2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
日本上空通過直後に落下
2018-04-07 Sat 00:00
1804061.png天宮1号が落下直前の最後に日本上空を通過したのは8:52〜8:57頃で、京都、大阪、名古屋などの上空を通っていた。この時点では落下しなかったので「この後地球の裏側のどこかに落ちるのだろう」とブログに書いたのだが、結果的には地球の裏側どころか直後に落ちていた。みゃおさんのブログに落下地点の図が載っている(→天宮1号落下、ふりかえり)。この図をお借りして、日付変更線で繋いでみると右図の様になる。落下地点は関西上空を通過して経度で60度行ったところ、つまりわずか6分の1周しかできずに落ちたことになる。図にはスペースクラフト・セメタリーとポイント・ネモの位置も記されている。報道ではポイント・ネモ付近に落ちているかの様に言っているが、実際にはポリネシアのサモアの近海なので、事実はまったく違うことがわかる。
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この記事のコメント
北朝鮮のミサイル実験より領土に落ちる確率は高いと思いますよ。
 ミサイル実験は、一応、間違っても日本領土には落ちないように、第1段、第2段の切り替えタイミングを設計し、万一落ちそうになれば自爆装置をつけているはずです。人工衛星打ち上げでいうと失敗はザラにありますが、その時の危険水域というのは、普通は1段目の落下する場所まででそれより遠くは安全ということになっていると思います。人工衛星の打ち上げでも弾道ミサイルでも、発射点からの飛行経路が「すべて危険」ということはありません。

 それに引き替え、制御を失った大型衛星の落下は、最後の1周くらいの経路はすべて危険ですよね。以上は、素人判断ですが、とにかくリスクの定量評価をしてもらわないことにはどうしようもありません。最後の半周が特にあぶなかったとすると、日本の領土領海に落ちる確率は、20000kmの内の200kmとして1%くらいでしたね。
2018-04-07 Sat 08:07 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>日本の領土領海に落ちる確率は、20000kmの内の200kmとして1%くらいでしたね。
 事前にいろいろと落下物に当たる確率が報道されていましたが、この日本の領土領海に落ちる確率1%と人口密度の高いことと勘案すると、報道で言われていた数字よりもかなり高かったのではないかと推測します。
2018-04-07 Sat 12:08 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
どう確率を考えるかにもよりますが、距離方向だけでなく高度方向のリスクも考えなくてはなりませんね。海上で高度を保って飛んでいるのと、急激に下降しているのとでは危険度も違うし、それが1万km彼方の出来事なのか、僅か50km上空なのかでもまったく違うでしょう。

「人へぶつかる確率」なんて発表しても笑い話のネタにしかならず、むしろ最終日の軌道直下の落ちやすさを地図上でしっかり示して欲しかったなと思いました。交通事故や地震、火山、津波等のハザードマップでも、個人の被災率なんてことより大事なのは「どこが危なそうか」という具体的な位置や「どう身を守るか」という適切な指示ですもんね。

自己計算では最終飛行の高度について数十キロの誤差があったと思うので掲載しませんでしたが、AeroSpace社のモニターによれば8:40の高度表示が118.37km、9:00の高度は120.22km、日本を横切ったのはこの間のどこかです。これは実測ではなく、断片的なレーダー追跡から補間した計算値と思われます。以前にS.Uさんがご指摘の「近地点から遠地点へ向かう途中」に日本が相当したので、観察パスや沖縄パスは一番失速しやすい状況かなと個人的に感じました。
2018-04-07 Sat 18:52 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
また、警報を出すとしたら、いつ出すかというのも重要ですね。
 今回の天宮1号の場合は、朝7時前には、7時のパスは大丈夫だけど、次の関西パスと沖縄パスは危ないことがわかっていたので、7時に警報を出すべきだったと思います。その間の1~2周で日本の上空を2回通ることから、領土領海落下のおおよその確率が0.1~1%のオーダーであることも見積もれたでしょうし、みゃおさんのような知識のある人がいれば、もう少し精度も上がったと思いますが、0.1~1%というだけでも十分です。2時間前に予想が出されるということになれば、今後のために良い知識になったことと思います。

 北朝鮮からのミサイルだと、10~20分くらいで日本に来てしまうので、十分早く警報を出すことは不可能で、打ち上げたらすぐにとにかく警報を出すしかないことは理解できますが、ロケットの噴射の規模と角度で、日本まで届かないのか、日本を狙ったものか、余裕で上空を通り過ぎるものなのかはある程度はわかるはずで、上空を通り過ぎるものなら、いたずらに騒ぐことはありません。ミサイル実験はいろんなパターンがあるので、とにかく警戒することにこしことはありませんが、結果的には騒ぐだけであまり学習にはならないように思います。学習をするなら、弾頭がどういう形状をしていてどんな装備があるのかとかの方向の議論をしないといけません。
2018-04-07 Sat 20:50 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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