33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
火星大接近 一生に多くとも4回程度の出会い
2018-03-29 Thu 00:00
1803222.jpg以前にも書いたことがあったかもしれないが、火星のめぐり年を眺めていると、人の一生の短さを悟らされる。

鈴木壽壽子さんについて言えば、
1939年 戦争中
1956年 ご出産
1971年 初観測
 このときの観測をきっかけにその後も火星、月食、宇宙塵の分野で素晴らしい報告を出されアマチュア天文学史と小惑星にその名を残すことになるわけだが、大接近はその年が人生最初で最後のただ一回の機会だった。

自分の場合は、
1956 大大接近 生まれて7日後なので観測不可能
1971 大大接近 中3で天文少年だったが火星の記憶がない
1988  大接近 天文空白期
2003 超大接近 天文空白期
2018  大接近 今回
2035 大大接近 9月2日に皆既日食、9月11日に火星大大接近
        同世代の天文老年はここまでは生き延びようと思っているはず。
別窓 | 『星のふるさと』 | コメント:4
<<天宮1号落下の写真ではありません | 霞ヶ浦天体観測隊 | 今日中に平均高度200kmを切るのではないか>>
この記事のコメント
 これも面白いですね。
火星大接近は、一応毎回意識しているので、すでに何度も体験していたように思っていましたが、まだ今回第4回目だったのですね。私は、1971年と88年は望遠鏡で頑張って見た記憶があります。2003年は、下のURLの「銀河鉄道」の編集後記によると、関東では大接近の年の夏は天候不順だったようですが、何度か見た記録はあります。

 頑張って5回、6回はそうとう難しいということですね。
2018-03-29 Thu 06:17 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
今回は火星の大接近は見れません。
自宅が邪魔になって見えません。ここ数年間は無理です。2003年の時は1階の貸家が募集を停止していて空き家状態だたtので南の低空がわずかに見える場所にミードの自動導入経緯台のシュミカセを置いて見れて撮影できたのです。
そこは北極星が見えません。ミードの自動導入の経緯台のシュミカセは寄贈したのでもうないです。
EM200Bは微動が壊れていてキャプチャーソフトをフルサイズにしても視野からどんどん逃げていくので無理でしょう。おまけに貸家には住人がいてお風呂の目の前です。とても出来ません。あきらめるか山中に遠征して見るしかないです。残念無念・・・。
2018-03-30 Fri 23:07 | URL | 中井 健二 #7w5mtEUg[ 内容変更]
>山中に遠征して
 中井さんのお宅は、1階が貸家なのですね。

 火星を観測するのに、山中まで行かねばならないとは、広島も人口が密集してきたようですね。

 私がいた頃は、望遠鏡の大きいのは持っていなかったので、双眼鏡かカメラですが、南のほうが見たい時に、吉島の南まで行ったことがあります。街灯はけっこう点いていましたが、街は暗かったですね。今は、南の端まで住宅でぎっしりですね。
2018-03-31 Sat 08:52 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>今回は火星の大接近は見れません。
 規則正しく巡ってくる火星大接近であっても、そして出会いを望んでいても、人の人生の中で必ずしも出会えるとは限らないことが、火星大接近と壽壽子さんの人生の巡り合わせからわかります。
2018-03-31 Sat 11:12 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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