33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
小柴昌俊『物理屋になりたかったんだよ』
2008-03-20 Thu 00:32
080314.jpg 『物理屋になりたかったんだよ』ノーベル物理学賞への軌跡
   小柴昌俊 朝日新聞社 2002年 1000円

 ご存知、1987年に大マゼラン雲に現れた超新星1987Aで発生したニュートリノカミオカンデで捕らえて、2002年度ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊先生の半生をまとめた本。
 小柴さんは戦後の素粒子物理学史の中で湯川朝永以後の時代を築いて来た世代になる。本書を読むとその時代に起きた素粒子物理学のいろいろな出来事や人々とのエピソードが楽しめる。さすがに私は同時代ではないが、南部陽一郎小田稔中野董夫西島和彦、、、出身大学に縁のある先生方のエピソードを懐かしく読んだ。
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この記事のコメント
かすてん様、こんばんは。
中野先生は、科学館の館長でいらしたのですか。
存じませんでした。
クォーク物理や宇宙線天文学の突破口を開かれた先生方とは、
もちろん私も世代が違いますが、ご出身大学の素粒子実験系の
先生方には、現在に至るまで長年共同研究でお世話になって
おります。
2008-03-20 Thu 22:27 | URL | S.U #znXM71jk[ 内容変更]
S.Uさん、こんばんは。
 これらの先生方はいずれも素粒子物理学の歴史の中にその名が燦然と輝く方々ですが、私が講義を聴く事が出来たのはダンディな中野先生だけ。それと、現代物理学のスプリンター南部陽一郎先生が文化勲章だったかで帰国されたときに特別講義がありまして、それを聞けたのも思い出です。内容は全く忘れましたが。
 中野先生が科学館の館長をされていた事は私も全く知りませんでした。
2008-03-20 Thu 23:00 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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