33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
日本の教育の終焉
2017-11-25 Sat 17:00
・内田樹:大学教育は生き延びられるのか?
 知り合いの大学教授を見ていれば、自己評価自己点検作業の書類作りに追われ、本来の研究や教育の準備などできるわけがないことは一目瞭然。
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:1
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この記事のコメント
内田氏はなかなか悲観的なようですね。確かに、国の施策が「根本的に解決が難しいこと」について大学教員に責任を迫り、ただ政治家や官僚が大学をコントロールすることのみを目指してあれこれと口を出すならば、すべての研究教育基盤が疲弊すること以外、何も残らないでしょうし、疲弊したものに商品価値はないので、もう滅びるしかないと思います。

 最近、下の本を買って読みました。

「大学改革」という病――学問の自由・財政基盤・競争主義から検証する – 2017/7/25 山口 裕之 (著)  明石書店

 ここに書かれている日本の大学の問題は、いずれも多くの人によってすで指摘されていることで、今さら驚くこともないのですが、これだけ整理して集められているところは圧巻です。また、背後にある日本社会の構造への分析が鋭く、私はこれを読んで究極的にどこに問題があるのか私なりにだいたいわかったような気がしました。国民一人一人、納税者、特に一財産はたく大学生の親には真剣に考えていただかなくてはならないことだと思います。
 
 著者は私の知らない人ですが、ぜひ多くの人に読んでほしいと思います。
この本を読んで、納税し一財産はたいた人には、それだけのお金に対応する意見を大学や社会に言っていただきたいと思います。 

(海部宣男先生の書評)
https://mainichi.jp/articles/20170910/ddm/015/070/038000c

2017-11-25 Sat 19:37 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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