2017-11-15 Wed 00:00
![]() 2001年のしし座流星雨は記憶に新しいが、「求む 流星雨目撃情報」と言われても、そうたびたび流星雨が目撃されるとは思えない。しかし、この記事の目撃談を読むと、しし座流星雨のときのような広域・長時間の出現では無くごく短時間でローカルな記憶にしか残らない流星雨現象もあることがわかる。そのような場面に遭遇する幸運を得たいとは思うが、頭上で奇跡の現象が起こっていても、現在の明るい夜空の下の人間には気づく術は無さそうに思われる。 |
>ごく短時間でローカルな記憶
ローカルな流星雨出現というのは本当にあるのでしょうか。 仮に100kmの範囲でしか見られない流星雨があるとしますと、その100kmを地球が公転で通過するには3秒しかかからないので3秒しか続かないことになりますよね。これでは、観測自体難しいですが、高感度ビデオを撮り続ければ観測できないことはないでしょう。 ご引用文献にあるように数分間続くなら1万kmくらいの大きさはあることになりますので、ローカルということはありえず、1つの大陸くらいの諸国で見られるはずです。天気が悪いところが多ければ、結果的にはローカルになりますが。 もし、本当にローカルな100kmサイズの出現があれば、こういうのは流星雨と言うよりは、流星のクラスターというべきでしょうが、こういうクラスターがありうるかということになります。秒速1m/sで流星物質が拡散していっても1年で3万kmの大きさになります。100kmだったらせいぜい1日前とかに分裂したクラスターということになります。1つの隕石になって落ちるはずだった(直径1メートルオーダー?)の小惑星が地球接近直前に宇宙空間で分裂して、地球に来て、ローカルな流星雨をつくるというシナリオでしょうか。これは、けっこうあるかもしれません。
2017-11-17 Fri 07:28 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
ローカルな記憶にしか残らない、という書き方は曖昧でした。流星現象がローカルということではなく、余程条件が良くないと見られない現象でかつ継続時間が短いものは、気づく人が少なく、目撃者も限られるだろうという意味で、ローカルと書いたのです。使い方が不適当だった様です。
2017-11-18 Sat 21:37 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>ローカルな記憶にしか残らない
観測記録が1箇所だけだと、実際、ローカルにしか起こらなかった、と解釈される場合もあるでしょうね。クラスターなら、本当にローカルである可能性も否定できないと思います。
2017-11-19 Sun 07:19 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
地球が明るくなってきて、肉眼も含めて光学的に記録される機会は極めて少ないのではないでしょうか?電波観測ならば空の明るさには関係ないと思いますが、問題の流星雨での実用性については私には分かりません。
2017-11-20 Mon 09:16 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>肉眼も含めて光学的に記録される機会は極めて少ない
暗めの流星は、都会地ではまったく気づかないでしょうね。 >電波観測ならば空の明るさには関係ないと思いますが、問題の流星雨での実用性については私には分かりません。 電波観測は、輻射点がわからない、同時にたくさん流星が出た場合は時間的に分離できない、太陽フレア等によるバーストもあり得る、などの点で、突発的大出現には相当不向きではないかと思います。
2017-11-20 Mon 12:22 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>電波観測は〜突発的大出現には相当不向きではないかと思います。
電波観測ならば光害に強いかと思いましたが弱点も田草なるのですね。
2017-11-21 Tue 21:51 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>太陽フレア等によるバースト
スポラディックE層の活動などは十分にデータがあるだろうから、専門家が見るとパターンで分離できると思いますが、輻射点が確認できなければ、「突発型流星群の発見」までは電波だけでは言えないのではないでしょうか。事前に予報が少しでもあればいいですね。
2017-11-22 Wed 11:15 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>事前に予報が少しでもあればいいですね。
まぁ、その場合は突発でないので多くの方が観測できますね。
2017-11-22 Wed 12:44 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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