2017-11-10 Fri 00:00
・次世代ニュートリノ科学連携研究機構 発足式を挙行しました
先週紹介した東京大学宇宙線研究所将来計画検討委員会 最終報告書ではハイパーカミオカンデ計画は最重要項目扱いだということはわかったが。それにしても、ハイパーカミオカンデ計画の推進ということで機構がひとつ作られてしまうのにはびっくり。 →次世代ニュートリノ科学連携研究機構 |
>機構がひとつ作られてしまうのにはびっくり
今はやりの「バーチャルラボ」というやつですね。仮想的に研究センターを兼務の人ばかりでつくることは比較的気楽に行われていますが、確かに「機構」と名がつくのは特異かもしれません。おそらく東大が複数の研究施設の連携ラボをつくるには格としてこういう名前にせざるをえないのでしょう。東大内部にさえ機構がありますからね(IPMU←これはバーチャルではなくてリアルです)。 内部にバーチャルとリアルがあり、外部にリアルがあり、どうも紛らわしいですけど、東大のやることはだいたいそういう傾向です。外部の人にわかりにくいですよね。 でも、名古屋大にもKMIがあるか。東大の傾向ではなく、国立大の素粒子屋の傾向かもしれません。他分野はどうでしょうか。今は、「センター」などいう名称はありふれていて嫌われているみたいです。
2017-11-10 Fri 06:20 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>機構
なるほど、兼務の人ばかりでつくるバーチャルラボですか。お金を取ってくるために必要な仕組みということですね。
2017-11-10 Fri 22:44 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>お金を取ってくるために必要な仕組み
そうですね。宇宙線研の枠内で、どーんと予算を増やしてもらってもよいと思うのですが、そうもなかなかいかないようです。ノーベル賞を2つも取っているので、不可能ではないと思うのですが、日本全体でいろいろと兼ね合いがあるのでしょう。
2017-11-11 Sat 07:04 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>ノーベル賞を2つも取っているので〜
宇宙線業界はそんなに業績を残しているんですね。宇宙線も空気シャワーのように裾野が広いです。裾野が広いから業績も上がるともいえるでしょう。
2017-11-11 Sat 20:45 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>宇宙線業界は
まあノーベル賞の数だけがエライというわけではありませんが、神岡のニュートリノだけで2つですからね。小田稔先生があと何年か長生きされていたら、宇宙研ももう1ついっていたかもしれません。 裾野は大事ですね。日本の高エネルギー加速器も加速器の種類を増やすことにより、実験の裾野を広げて世界的成果が挙げられるようになりました。一点豪華主義は、一見、効率的なように見えて、実は、世界的成果を挙げるのはむずかしいです。
2017-11-11 Sat 21:59 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>一点豪華主義は、一見、効率的なように見えて、実は、世界的成果を挙げるのはむずかしいです。
研究に限らず支えの弱い危うさを感じます。
2017-11-18 Sat 20:47 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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