2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
ポーランド文字を手軽に使えるようになるまで
2017-10-08 Sun 00:00
1710071.jpgズビグニエフへ初めて手紙を書いたのが1982年6月7日。そのころは航空便でも片道半月からひと月くらいはかかっていたので、手紙を受け取ってすぐに返事を書いて出しても2ヶ月に一回くらいののんびりしたペースのやり取りだった。最初は英語で書いていたが、3年後の1985年5月19日に初めて全文手書きのポーランド語で書いた。その次の7月6日便では、アルファベットテキストにポーランド特殊文字の記号だけを手書き追加してみた。1710072.jpgさらに9月21日便では早くも自作ポーランド語ワープロもどきで打ち出した手紙を送ってみた。当時、NECのPC-8201を使っていて、特殊文字を自作して外字登録のようにして出力したのだったかと思う。本邦初のポーランド文字を出力できるワープロだったのかもしれないが、文章を打ちながら頻繁に外字を入れるのはとても面倒で、やはり特殊記号のみ手で追加するのが一番楽な方法だった。その後、ワープロ専用機でも外字登録を試みたがやはり使いにくいのは同じで、特殊記号追加でやる方法が長く続いた。1997年8月24日以降は電子メールでやり取りするようになったのだが、初めて届いたメールはものすごい文字化けだった。ネイティヴならば特殊記号が入っていなくてもわかるようなので、普通のアルファベットでやり取りする時期がその後ずっと続いていた。ポーランド文字を普通に表示できるようになったのはいつのころからだったのか。少なくとも30年間は試行錯誤していたことになる。
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この記事のコメント
かすてんさんのポーランド語人生は長いですね。
 私は、2012年に旅行の必要が生じた以降です。それまでに、ロシア語をやっていたので、それがたいへん「邪魔」になりました。
 ロシア語の文字(キリル文字)は、ポーランド語の c, cz, sz, dz、s,zの上のダッシュやドットが別々の文字になっているので、一旦憶えたらずっとわかりやすいです。言葉も同じスラブ言語なので似ています。でも、ロシア語と比較されるのはポーランド人には不快でしょうね。聞いたところでは、ギリシア正教はキリル文字で、カトリックはラテン文字で広がったので、もともとは布教の違いだそうです。
 
 あと、ハングルも、入力に苦労したものですが、現在は、いずれも変換サイトができて便利になりました。

 似た言語が必ず邪魔になるわけではなく、最近、蘭学のためにオランダ語をまなんだのですが、これには、第一、第二外国語として若い時に苦労した、英語とドイツ語が生きました。オランダ語は、本当に英語とドイツ語の中間だと思います。

 
2017-10-08 Sun 09:24 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>ポーランド語人生
 35年はそうとう長いですけど、言葉のセンス皆無なので全然話せません。しかし、英語とポーランド語とどちらが言葉に聞こえるかというとポーランド語の方です。知っている語彙が少ないので話の意味はわからないのですが、英語は語彙はある程度ありますが、耳に入ってくるのは音楽でしかなく、言葉に聞こえないのが致命的です。

10世紀にポーランド国家が成立した頃からポーランド語の話し言葉はあったらしいですが、書き言葉は12世紀になるまでなかったみたいです。そう考えると、中国には及びませんが、日本は自国語で書かれた古い文献を読める珍しい国なのかもしれません。
逆に古い文書はあっても読めなくなっている国もあるようです。最近どこかで読んでおお!と思ったのですが、韓国はハングル化で漢字が読めなくなり、過去に漢字で書かれた自国の文書を読めなくなってきているということです。まあ、日本ではひらがな化されていないにもかかわらず、近世以前の文書を読める人はごく少数ですからもっと問題かもしれませんが。

>似た言語が必ず邪魔になるわけではなく
 それは邪魔にならないでしょう。ポーランド人の彼らを見ていると、チェコ語、ロシア語、ヨーロッパ諸国語などは方言のような感覚だろうと思います。我々も、茨城弁、関西弁、東北弁、鹿児島弁、沖縄弁などいろいろと眺めた時、他国語並みに理解も話もできない方言もありますから、そんな感覚ではないかと想像しています。

>蘭学のためにオランダ語をまなんだ
 ほんとうの蘭学事始ですか?
2017-10-08 Sun 22:44 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>ポーランド語の方~、英語は語彙はある程度ありますが、耳に入ってくるのは音楽でしかなく

 これは、興味深いですね。人間は左右の脳で言語とその他のイメージを分割していて人によって右と左の得手不得手がある、というのは本当かどうか知りませんが、言語的に取りやすい言語と感覚的に聞こえる言語というのが、(その言語の論理性とは関係なく?)あるのでしょう。おっしゃることは何となくわかります。日本語は、ふだんの会話でも韻律的で散文でも詩のように聞こえると聞いたことがあります。

>チェコ語、ロシア語、ヨーロッパ諸国語などは方言のような感覚だろう
 邪魔になるか助けになるかは習う順番にもよるかもしれません。ドイツ語と英語どちらを先に習うかによって違うように思います。

>ほんとうの蘭学事始
 はい、蘭学の文献を読むためにはじめましたが、オランダ語で会話したことはいちどもありません。

 杉田玄白や高橋至時は、語学の才能があったわけでもなくまともな辞書も持たなかったのに、内容が知りたい一心で苦労して読んだ、わからないところは科学の知識を動員して推理した、がんばったな、と、日本史の偉人と会話しております。

2017-10-09 Mon 08:30 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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