2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
テルミン教則本『続 テルミンを弾く』
2017-06-03 Sat 00:00
1706021.jpg『続 テルミンを弾く』 竹内正美著
     Mandarin Publishing 4500円 2014年

テルミンから離れて、ギター、三味線、三線と渡り歩いているが、テルミンについては時々思い出す気掛けがやってくる。先日、本書をMandarin ElectronのAmazonマーケットプレイスで購入したところ、竹内正美さんご本人からご挨拶メールが届いた。実に長らくご無沙汰していたにもかかわらず、ご記憶に残っていたとは嬉しい限りだ。
 →Mandarin Electron
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本書のコラムで「テルミンの音を電子サンプリングしてキーボードで弾いたとて、テルミンにはなりません」と書かれているが、まさにこれこそテルミンから最も遠い音色と想像される。電子楽器の元祖と言われるテルミンが、電子サンプリングに馴染まないというのは逆説的だが、人間の体そのものを楽器すなわち電気回路の一部にするテルミンならではの存在感だと愉快を感じる部分だ。この教則本を読んで、腕のいいテルミン大工になるわけでも、テルミン詩人になるわけでもないが、竹内さんの考え方の真髄に触れることで、自分が出会ったテルミンというユニークな楽器についてさらに深く知ることができると期待して購入した。

これまでに書いたテルミンについての記事は以下のカテゴリにまとめてある。
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