
この冬131羽が稲敷市稲波干拓地で越冬したオオヒシクイだが、暖かな南風が吹くようになり2月27日までに99羽が北帰した様だった。昨日3月3日時点で32羽が残っていたが、「追い風を受け、群れは信太古渡上空を越え北東から北の方角に向きを変え、高い高度で飛び続け」という
今朝の飛去の様子を読むと、全羽北帰のルートに乗った様に感じられる。ただ、稲波は過ごしやすい様で、昨年は集団が北帰した後も3週間近く2羽が居残るといった現象も見られたので、稲敷雁の郷友の会ボランティアの皆さんは明日以降もしばらく注意深く観察は続けられるのだろう。[写真は地元の方が制作した鉄鋼細工のオオヒシクイ]
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稲敷干拓のオオヒシクイ