33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
母国のことを真剣に考える時はいつなのか?
2016-10-03 Mon 00:00
「(日本の社会が)なんでこうなってしまったのか、どうしたら治るのか、いろいろと考えています。」というS.Uさんのコメントに、残り時間が短く未来に興味の薄い高齢者に金と権力が集中して、残り時間が長く未来をよくしたい若年層の意見と行動を封じ込めているのが原因の一つでしょうとコメントを返した(9月25日)。

そんなとき、『常陽新聞』の連載コラム欄に載った記事に目が止まった。

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(『常陽新聞』2016年9月24日 [あなたを伝えたい136]高校生は10年後の自分を考えよう)

今の時代は大人がこのくらいサポートして自分の力で考えられる若者に育っていくのかもしれない。では自分が若かった頃、将来を託されても大丈夫なほど未来について考えていただろうか、、、ちょっと自信なくなった。
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:2
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この記事のコメント
>大人がこのくらいサポートして自分の力で考えられる若者に育っていくのかもしれない。では自分が若かった頃、将来を託されても大丈夫なほど

 あぁ、これは大事なことのようですね。
 子供は、毎日の学校の目先のことしかなかなか見えないでしょうから、「時間がかかってもいいから少しずつ前進」というのは大人が見せてあげないといけないかもしれません。

 最近は、逆に、大人が「すぐに結果を出せ」とか言って子供を急がせているのかもしれません。言われてすぐに結果を出すような子供などとてもじゃないがたいしたことないと思いますがね。プロ野球の選手やオリンピックの選手が二言目には「結果を出す」というのは、彼らにとっては当然でも、発達途上の幼少年には善し悪しだと思います。

 いずれにしても、社会の構造を変えるとか、貧しい人たちが豊かになるとか、良き文化が社会に根づくとか、こういうのはどうしても時間がかかることですし、市場調査でみるみる結果が見えるものではないので、こういうことに努力する大人の姿というものを子供に見せる必要があるのではないでしょうか。
 
 良い例かわかりませんが、私らが小中学生の頃は、ゲバルト学生さんとか、ヒッピー芸術家の人たちとか、目先の結果にこだわらない若者のよい見本がいました。主義に賛同するかは別にして、少しずつ社会を切り開いていくという姿勢は学ばせてもらったような気がします。
2016-10-03 Mon 21:08 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
物心ついてから10年経つか経たないかの10代の若い人が10年先のことを考えるというのは、自分が経験した以上の時間や世界を想像できるということですから、かなり力が必要でしょうね。即席ではなくそういう力をつけてあげられるのは立派な教育だと思います。
2016-10-03 Mon 21:30 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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