
またまた古い本が出てきた。
『星と傳説』
野尻抱影著 角川文庫1081
1955年初版 1969年18版 100円
中学生のときに買ったのだが内容の印象がほとんどない。活字は旧字だし文体も古風なため子供の自分には読み難かったからだと思う。
今回39年振りに改めて読み返しながら巻末[主要著書]の「星戀」(山口誓子と共著)に目が止まった。野尻抱影氏の本がお好きだった鈴木壽壽子さんにまた一歩近づけた気がした。
今夜の観測:今夜から天気は下り坂。夕方すでに霞のようなうす雲が全天を覆って低空のたて座は双眼鏡でもまったく見えない。χCyg4.7等、P Cyg4.9等、ミラ3.7等。χCygの減光もミラの増光もここしばらく足踏み状態だ。こらこらミラよ、極大予想日12月9日[後日訂正:12月19日]まで牛歩を続けるつもりか?