2016-06-02 Thu 00:00
・【必見】過去10年間で最大級の火星「スーパーマーズ」、今日から地球で観測可能に!19時以降が最大、肉眼でも可!
どうやらスーパーマーズという言葉が誕生してまだ1週間程度のことらしく、概念も固まっていないようなので、定義は?と堅苦しいことが気になってしまった。「過去10年間で最大級の火星「スーパーマーズ」、今日から地球で観測可能に!」とか「これから1週間ほどスーパーマーズは続く」などという表現からすると、少なくともこの記事を書いた人の「スーパーマーズ」は最接近時の火星を意味していない。「最接近時の火星」を指すならば5月31日だけのはずでしょうから。また、「これから1週間ほどスーパーマーズは続く」ということから視直径18.4秒まではスーパーマーズに含まれるらしいので、それならば18.4秒に達した5月22日以降すでにずっとスーパーマーズだったことになる。また、今年の最接近時の火星をスーパーマーズと読んでしまったので2018年はウルトラスーパーマーズとでも呼ぶのだろうか。その後小接近へ向かって小さくなっていく最接近時の火星をどのように呼ぶのだろうか?2年前より小さなスーパーマーズ?小接近の火星もスーパーマーズって呼ぶのかな?いろいろと気になってしまった。天文のページではないので目くじら立てることでもないのだが、、、。 ・大槻義彦:女子高生にサイン、コサインなどいらぬ,と県知事 コメント欄にある「「習ったが,今は忘れた」ということと「今までに習ったこともない」というのは,大違いです。」大いに共感。数学や科学を通じて論理的なものの考え方を学ぶ機会があったか、そういう機会が与えられたかが大切なことで、日常生活の中でサイン、コサインの計算が必要かどうかとは次元が違う話。 |
>スーパーマーズ
前のコメントで、「スーパー」は超~の意味で質的に違ってほしいというようなことを書きましたが、たぶん、最近の米英口語では言葉のインフレか"very"とか"superior"くらいの意味で、他の多くより上位にあれば"super"が使われる背景があるのかもしれません。だから、40人のクラスごとにsupermanがいてもよいのかもしれません。 スーパームーンは1晩だけのことなので「特別!」という感じがしましたが、スーパーマーズは1週間続くならば今夜も今夜もスーパー」ということでこれまた多少違和感があります。かすてんさんの「18.4”解釈」に立つならば、次回の2018年は、スーパーマーズが3カ月近く続くことになります。スーパーマンが30人くらいいるイメージです。 >サイン、コサインなどいらぬ 自分で計算できなくても、サイン、コサインが、とても重要である(例えば、家や道具の設計一つにも必要、あらゆる測量に必要)という知識は重要ですね。それを知らないと、本当にサイン、コサインはどうでもよい知識と思いかねません。サイン、コサインよりも金銭の勘定のほうが大事と思っている人に少なくとも行政の要職は任せられないと思います。おそらく大企業のトップもそうでしょう。あなたの生活は、サイン、コサインの勉強を頑張った人達によって支えられているのですよ、と私は敢えて言いたいです。 金銭勘定は儲かってからの話ですが、技術立国ではサインコサインで生産をしないとそもそも金儲けができません。 さらに言いますと、加法定理、半角公式、余弦定理、和と積の公式など一部を覚えるだけでも教養としてもすばらしいと思います。
2016-06-02 Thu 07:38 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>最近の米英口語では言葉のインフレか"very"とか"superior"くらいの意味で、他の多くより上位にあれば"super"が使われる背景があるのかもしれません。
"super"の値打ちも目減りしちゃったのですね。 >だから、40人のクラスごとにsupermanがいてもよいのかもしれません。 ウルトラの星の住人みたいですね。M78星雲にいるときはウルトラじゃないけど、地球ではウルトラになれる。 >次回の2018年は、スーパーマーズが3カ月近く続くことになります。スーパーマンが30人くらいいるイメージです。 まさにウルトラの星状態です。 >自分で計算できなくても、サイン、コサインが、とても重要である〜という知識は重要 浅はかな某鹿児島県伊藤祐一郎知事にはなかなかそこまで理解が到達しないかもしれませんが。
2016-06-03 Fri 12:56 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
昨日の昼間ラジオを聴いていたら、元JAXAの広報担当者だったという方がスーパーマーズについて喋ってました。
なんでも日本独自の呼び名で、外国ではそんな言い方はしないとかなんとか。 「宙ガール」とか「シロガネーゼ(白金台に住んでいるセレブ?な奥様)」みたいなマスコミが作ったしよーもない造語では? 視直径が何秒以上とかそんな細かいことを考えて言ってはいないと思われ(笑 なので小接近の時でもスーパーマーズ!でしょう、たぶん。 (合の時より視直径が2倍以上の大きさになるから)
2016-06-03 Fri 13:40 | URL | 名無しさん #pYrWfDco[ 内容変更]
名無しさん
私の存じ上げている「名無しさん」でしょうか。こんばんは。 >元JAXAの広報担当者だったという方が〜日本独自の呼び名で、外国ではそんな言い方はしないとかなんとか。 のはずで、私もここ1週間ほど前に作られた造語だと思っているのですが、国立天文台の某教授(渡辺先生ではないです)はNHKの番組で「最も近いところで地球が火星を追い抜くのは、大接近とかスーパーマーズと呼ばれています。」と言っていました。この先生の話、気になるところが幾つかあったので、しつこく明日の話題にしようと思います。 >そんな細かいことを考えて言ってはいないと思われ(笑 >小接近の時でもスーパーマーズ!でしょう、たぶん。 いかにも科学や天文への理解が中途半端な人が思いつきそうな造語です。なので、もうすでに破綻していますね。
2016-06-03 Fri 20:56 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>浅はかな某鹿児島県伊藤祐一郎知事
そのように言うと、某知事は、「サイン、コサインの重要性は理解しているが、高校教育に限った感想という意味で述べた」と反論してくるかも知れません。でも、重要な知識が高校生に「役に立たない」というのなら、ますます理数好きの高校生(特に女子高校生?)に失礼な話で、ますます墓穴を掘ることになりますね。 こう言ってはなんですが、サイン、コサインがとても重要な知識である、というのは、高校生であっても中学生であっても、数学好きの人には初めて習ったその日からわかるものです。数学でも社会科でも理科でも、重要な知識は、心ある生徒には、「おぉ、これはすごい」とビビビと来るものだと思います。
2016-06-04 Sat 16:52 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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