2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
天文少年になる直前の夏の思い出
2016-05-16 Mon 00:00
1605071.jpg小学校5年の夏の林間学校は、武蔵野市の宿泊施設のある富士吉田へ行った。その行き帰りのバスの中は当時人気上昇中のブルーコメッツの歌で盛り上がりに盛り上がった。私は世間の流行に疎く、グループサウンズが流行り始めている事などそれまでまったく知らなかったのだが、帰宅する頃には、「何処へ」「ブルー・シャトウ」「マリアの泉」など何曲かは歌えるようになっていた。
1605072.jpg林間学校で覚えた曲はそればかりでない。富士吉田の施設の近くで見た雪代(ゆきしろ)と呼ばれる水無し川のような地形、これに着想を得たPマンが♪富士吉田の雪代散歩するたけ彦みち子の二人づれ〜と歌い始め、まもなくクラスで大合唱。当時からかわれていた二人には迷惑この上なかっただろうが、小5のガキどもが歌う替え歌が「金色夜叉」とは、今にして思うとそうとうぶっ飛んだ話だったと思う。

林間学校から戻って数日後、友達3人と近くの広場でやっている団地の夏祭りを見に行った。アマチュアバンドがエレキギターを聞かせてくれて大満足。それに続くのど自慢大会を見物していたら、自治会のおばさんから「出場者少ないからあんたたち出てちょうだい」と言われ、そんじゃぁ覚えたばかりの「ブルー・シャトウ」を歌ってみようとほとんど躊躇なく舞台へ上がった。舞台の袖でちょっとだけ合わせて、いきなり3人アカペラで歌い切って、堂々の優勝。優勝賞品は自治会らしく洗剤の大箱。3人でジャンケンして、勝ったPマンが洗剤本体、2番目の私は「優勝」ののし紙、負けたKくんは手ぶらで帰った。
この日の思い出には続きがあって、私たちが無邪気に歌っていたその頃、そこから300mほど北を流れる玉川上水の千川取水口に水死体が引っかかっているのをクラスのK子が見つけていた。それは翌朝聞いた話。

以上、小5の林間学校に纏わる思い出話だが、どこかで既に書いたような気もするのだが、、、。この夏が去って秋が深まる頃、私は天文少年への一歩を踏み出す事になった。
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この記事のコメント
貴重な思い出ですね。天文入門される前には、その予兆のようなものがあったのでしょうか。林間学校で大自然に触れて感じたことがその予兆だったかもしれないと思いました。

>「金色夜叉」
 確かにぶっとんでますねぇ。私は、桃屋のテレビCMで聞いて知ったように思います。お友達もそうかもしれませんよ。いずれにしても文学センスがあったのでしょうね。
https://www.youtube.com/watch?v=RC79PyDZPew

>「ブルー・シャトウ」
 この頃の活動は、流行歌と結びついて記憶されていますね。私については天文に入門してからの流行ですが、ザ・タイガースの「青い鳥」といしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」が天文入門と同じ記憶箇所にひっかかっています。「ブルー・シャトウ」も含めて、すべて「青」が入っているのが妙です。
 
2016-05-16 Mon 06:44 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>天文入門される前には、その予兆のようなものがあったのでしょうか。
 この林間学校とは関係なかったです。以前、天文との出会いの瞬間を書いたことがありました。
http://kasuten.blog81.fc2.com/blog-entry-5.html

ここに書いた学研の『4年生の科学』付録の青いプラスチックの四角い星座早見盤がきっかけでしたが、最初は特に興味は感じませんでした。でも、「これをいつか使いたくなる時が来るだろう」という不思議にはっきりとした予感は感じて、本棚の本の隙間のすぐに取り出せる場所に立てました(いまでもどこに立てたかを覚えています)。プラスチックだったので中学頃にはヒビが入ってしまい、そこにセロテープを張ってベトベトさせながら使っていました。

>桃屋のテレビCM
 三木のり平のCM、今見ても素晴らしい出来のアニメですね。「金色夜叉」編、見たような気がしてきました。Pマンはこれをさらにパロッた可能性大ですね。

>この頃の活動は、流行歌と結びついて記憶されています
 そうそう、ブルコメをバックに美空ひばりがミニスカ履いて『真っ赤な太陽』を歌っていましたし。歌謡曲がGS風になって、ブルコメは歌謡曲風になって行きました。
https://www.youtube.com/watch?v=XRDYL9ZcnyI

>すべて「青」が入っているのが妙です。
 当時「青の時代」だったんですね。

>「青い瞳」
 こんなのがありました。勝呂誉主演のTVドラマ『何処へ』の一場面です。
https://www.youtube.com/watch?v=q4-jgVUYXEk
中村晃子の可愛いのは当時からわかっていましたが、山田太郎の右側のかわいい女優さんは誰なのでしょう?小五のガキはうっかり見過ごしていました。[追記:有川由紀さん]
 何年か前に石坂洋次郎の原作を再読したくなって新潮文庫で探したら石坂洋次郎は全て廃版になっていてたまげました。『何処へ』だけでなく『青い山脈』も『若い人』も『陽のあたる坂道』も読めないのですよ。
2016-05-17 Tue 11:12 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>不思議にはっきりとした予感
 この話は以前に紹介されたときに読みました。何となく私もわかります。私は、学研の学習百科の「天文・気象」の巻を気象の所から読んでいて気象観測の勉強をしていたときに、いずれは「天文」のほうもやることになるだろうと予感していて、その通りになりました。
 で、予感はべつにして、予感が実現するためには、その何らかの準備というか下積みのようなものが必要と思うのですが、それは何だったでしょうか。

>石坂洋次郎
 残念ながら、私の田舎では、そのころはまだ民放の電波が来ていなかったので、そのシリーズは見ていません。たぶん、そういう青春恋愛ものにはあまり興味はなかったと思います。

 文庫本が絶盤の昭和の作家については、文庫本や単行本を中古で集めるのも送料ばかりかかって手間なので、全集を買うしかないと思いますが、石坂洋次郎は全集はないみたいですね。でも、新潮社の文庫は、『石坂洋次郎文庫』と銘打っているのがあるようですから、まとめて古書を購入することはできるのではないでしょうか。
2016-05-19 Thu 07:40 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>予感が実現するためには、その何らかの準備というか下積みのようなものが必要と思うのですが、それは何だったでしょうか。
 理科が好きというだけではこの理由にはなりませんね。道具が好きということと関係があるように感じます。天文へ興味が行くという予感というよりも、その道具(星座早見盤)を使ってみたくなるだろうという予感だったように思われます。算盤とか、計算尺とか、好きでしたから。色々な楽器にさわってみたくなるのもそれと同根のように感じます。

>そういう青春恋愛ものにはあまり興味はなかったと思います。
 直前に放映されていた『青春とはなんだ』、『何処へ』辺りが青春ドラマの草分けだったと思います。『何処へ』は青春シリーズのような熱血ものではなく文芸小説を若干時代に合うように脚色した内容だったと思います。S.Uさんのところへ民放の電波が届くようになってからも青春シリーズはあまり見られませんでしたか?
2016-05-19 Thu 09:14 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>道具が好き
 そうなんですか。とてもよくわかりました。
 なかなか難しいですよね。私も気象→天文と進んだと思うのですが、細かいメカニズムは未解明です。わかるのは、以前から空が観察するのが好きだったので、天文入門以前からちょくちょく上を見ていたということまでです。

>民放の電波が届くようになってからも青春シリーズはあまり見られませんでしたか
 民放の電波がまともに届くようになったのは、大阪圏にUHFが設置されてからになりますが、それまでにケーブルテレビで民放が見られるようになりました。1967年のことです。それ以前は、日本海テレビだけ(読売系?)がかろうじて映りました。
 青春シリーズは見た記憶がまったくありません。当時見た記憶がある青春っぽいドラマと言えば、「新吾十番勝負」、「コメットさん」くらいです(青春ものではないか)。のちに流行ったスポ根ものもあまり興味はなかったですが、「サインはV」と「柔道一直線」は少し見ていたかもしれません。そういうのより、ギャグアニメとかアメリカンコメディが好きでしたね。

2016-05-19 Thu 19:54 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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