2016-05-03 Tue 00:00
東亜天文学会の元会長で名誉会員の長谷川一郎先生が亡くなられたとのお知らせが届いた。
→東亜天文学会:長谷川一郎先生の訃報 先生とは直接の面識は無かったが、鈴木壽壽子さんと同時期に流星塵観測をされていた女性観測者についてお尋ねして、片岡良子さんを紹介していただいたことがある(→天文少女)。 それ以外にも、北尾浩一氏の「天文民俗学試論(155)」(『天界』2011年3月号)に協力した折、長谷川先生からアドバイスをいただいたこともあった。 それやこれ、鈴木壽壽子さんのご縁だったと感じる。 心よりご冥福をお祈りいたします。 [追記]AstroArts掲載の中野主一氏の追悼文 |
長谷川先生は、後進の人たちにとって面倒見の良い先生だったようですね。私は、先生の古い彗星の軌道の研究に不思議な魅力を感じたのがきっかけで、天文観測史や古い観測文献に興味を持つようになりました。三鷹の天文台で一、二度お見かけしたことがありましたが、恐れ多くてまともに挨拶すらできませんでした。
今時珍しい片仮名で手紙を書かれる方で、ちょっとクセのある字でしたが不思議に問題なく読めました。先生の長年のご指導に感謝申し上げます。 + + + + + この場をお借りしてですみませんが、さきほど、私たちの同好会誌の最新号を発行しました。下のURLでご覧いただければありがたいです。今号は、流星雨の周期や完成まで44年かかった?天体写真(表紙)などを取り上げました。 >今時珍しい片仮名で手紙を書かれる方
アメニモマケズではないですが、頂いたお手紙がそうでした。 >同好会誌の最新号 『銀河鉄道』発行期間が天文学的な現象を記録するに相応しい時間になったということですね。第50号というのも素晴らしいです。
2016-05-03 Tue 12:27 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>頂いたお手紙
なぜ片仮名なんだろうと思ったものですが、文章を書くときにも論理的にかっちりとというお気持ちだったのでしょうか。 >第50号 ご高覧いただきありがとうございます。1972年の写真は10年後くらいに比べようと撮影したものと思いますが、今年になるまで何十年間か忘れていました。
2016-05-03 Tue 16:55 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>なぜ片仮名
片仮名で手紙や報告書を書かれる人、私はあまり記憶がないのですが、かつてはもっとたくさんいらっしゃったのでしょうかね?いまふと思ったのが、かつて日本人がもっと手で文字を書いていた頃は流れるようなくずし字で書く人も多かったです。私の母もそうですし、壽壽子さんの旦那さんのお手紙を拝見したこともありますがやはり流れるような筆跡でした。これに対してカタカナ文って対極にあるように感じます。自分はくずし字は書けないので手書きではカタカナスタイルにしてみようかな。
2016-05-06 Fri 15:50 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>片仮名で手紙や報告書を書かれる人
どうなんでしょうね。長谷川先生以外からはもらった覚えがないです。 かつては、日本の法律や勅語が片仮名で書かれ、役所からの通知、戦時中の郵便も片仮名の例が多いと聞きますが、普通の私信では「片仮名では相手に失礼」という感覚が働いたとすると、手紙には限定的にのみ使われたことになるかもしれません。どういう立場で使われているか見る必要があると思います。 天文関係は純粋な学問ですから、片仮名を使ってよい土壌があったかも知れません。若き本田実氏が花山天文台から受け取った返信も片仮名ですね(星尋山荘「星にものを尋ねて」に掲載)。 >流れるようなくずし字 子どもの時、慣れないうちは、母親のくずし字さえ読みづらいものだったですね。訓練の学習効果にはなったと思います。今は親が書けませんので、いずれ読める人はほとんどいなくなるでしょう。
2016-05-07 Sat 09:03 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
長谷川先生の字の特徴はカタカナもですが、小さい字なんですよね。うちの父もすごく小さい字ですが、目が良いからでしょう。
流れるようなくずし字をかける人も読める人もまもなく一部の職種を除いては絶滅するのでしょうね。
2016-05-07 Sat 21:40 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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