2016-04-30 Sat 00:00
・「STAP細胞バッシング事件(『STAP捏造疑惑』の捏造)(1):『ES細胞混入』による幕引きの嘘」
・「STAP細胞バッシング事件(『STAP捏造疑惑』の捏造)(2):ES細胞の混入を偽装する」 ・STAP細胞バッシング事件(『STAP捏造疑惑』の捏造)(3):『科学的{STAP}現象』とSTAP細胞の存在 かなりわかりやすく書いてくれていて、分子生物学の詳しい知識がなくても話の筋はだいたい追える。 ・ハーバードのSTAP特許出願の一部譲渡(共有化)は、前進している明るい材料だと思われる |
科学の実験研究というのは、ちょっと考えれば誰でもわかることですが、本質的に性善説に基づいています。疑いだしたらキリはありませんし、圧倒的多数の科学者はウソをつきません。そういう状況下で、「ES細胞の混入」を確固たる証拠の提示もなく疑念を投げかけ、公表しているとしたら、どう考えても異常な事態だと思います。お前の測定はウソだ、とんでもないデータの(あるいは物質の)混入だと、他人が決めつけるような事態が横行すればいかなる科学研究も成り立ちませんし、一部の典型的でない研究者のために典型的な研究者の進路が破壊されることになります。
まともな手順では、まずは、ES細胞が自然に混入した可能性が高い、という自然科学的傍証と直接の証拠を挙げて、こういうところに気をつけないと気づかずに混入させてしまいますよ、と指摘するべきだと思います。仮に自然に混入したストーリーがどうにも描けないのであれば、それは人為的混入と言うわけですから「七度尋ねて人を疑え」ということになります。ましてや性善説の科学研究ですから「七度」では当然不足で、「七百度」くらいは必要でしょう。公表する人にも相当の責任があると考えなければなりません。警察、検察が容疑者を立件する以上の証拠がないとやるべきではないでしょう。 それを混入の状況を特定しない状況で混入自体を疑いさも誰かが意図的に混入したかのように公表するというのは、科学界にはあるまじき異常事態のように思います。公表した当人もこの異常さには気がついているが世間を沈静化するためにこんな手段を取ったのだと感じます。状況を言わないのは公表者の責任のが選れの道を残すためとみて間違いありません。往々にして、これらの人は、科学界にも一般社会にも通用しない方法をもってごまかせたと考えているように思います。形式上はともかく公表自体が異常ですから、実際にはごまかせていないです。
2016-04-30 Sat 06:17 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>お前の測定はウソだ、とんでもないデータの(あるいは物質の)混入だと、他人が決めつけるような事態が横行すればいかなる科学研究も成り立ちませんし、一部の典型的でない研究者のために典型的な研究者の進路が破壊されることになります。
そしてそれは、科学的根拠の堅牢さではなく、声の大きさが支配する異常な事態だと思います。 >まともな手順では、まずは、ES細胞が自然に混入した可能性が高い、という自然科学的傍証と直接の証拠を挙げて、 桂委員会はES細胞による再現実験をするべきなのではないでしょうか? >公表した当人もこの異常さには気がついているが世間を沈静化するためにこんな手段を取ったのだと感じます。 いつの世にも研究不正をする者はいるでしょうが、調査委員会が不正とも言える調査報告をするのでは、やはり声の大きい者勝ちになります。
2016-04-30 Sat 12:38 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>声の大きさが支配する
「声の大きさ」ほど「科学の真理」からかけ離れた言葉はないように思います。 最近は、「社会の要請」という言葉が「声の大きさ」の代わりに置き換えられて使われます。具体的には、この「社会」というのは、一般世論という意味では決してなく(世論調査もパブリックコメントも実施されません。されたとしても参考にされません)、政府・役人、マスコミ、資金源といった意味ですが、これまた科学の真理と関係ありませんので、騙されてはいけません。 唯一の例外は、一般の科学好きの多数の人が「科学研究、科学政策はこうあってほしい」と述べたときで、こういう場合については、それに従う(場合によっては従わざるを得ない)べきであると思います。でも、こういう本当の科学好きの方が意見を述べることはなかなかないですね。STAP事件はその意味でとても貴重な事例かもしれません。
2016-05-01 Sun 06:05 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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