2015-10-27 Tue 00:00
6月21日のちょっと早めの七夕パーティ、8月23日の月と土星を見る会に続き10月25日には十三夜お月見パーティが土浦のいつもの知人宅で開催された。
![]() ![]() 最後はTeegul-100で栗名月を眺めながらお開きになった。 |
>十三夜
十三夜にまつわる昔からの言い伝えで、「片見月はよくない」というのがありますよね。つまり、十五夜を見たら十三夜を見てもよいが、十五夜を見なかったら十三夜を見てはいけない、というやつです。私は、最近これを気にして、この規則に従うようにしています。今年は両方見ました。 でも、昔の人はがこれを本気で守っていたとは思えません。十五夜を見なくても十三夜月は早々に昇ってきて、昔の人は否が応でも見てしまったことでしょう。それとも見るだけならよいが、お供えしてはいけないということなのでしょうか。それだったらわかりますが、十三夜にお供えするということ自体が、一般的にそれほど厳格に行われている風習ではないように思います。 最近生じた疑問です。月が邪魔なかすてんさんにはどうでもよいことかもしれません。 三味線を弾かれるときは、やはり和服なのですか。
2015-10-27 Tue 07:21 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>「片見月はよくない」というのがありますよね。
あるのですか。なぜいけないのでしょう。 最近はゆるゆるな観望会がメインになっているので惑星のない今時はお月様様さまです。 >やはり和服 持っていませんよ。
2015-10-27 Tue 14:32 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>なぜいけないのでしょう。
それは私もわかりません。三上さんの「星の民俗館」の「十五夜の民俗」の「十三夜」ところに少し説明があります。 http://www.maroon.dti.ne.jp/starlore/juugoya/juugoya.html これを読むと、十五夜を祀ると十三夜も祀らないといけないが、十五夜が曇りだったら十三夜だけでもいいみたいです。 また、別の文献によると「十三夜の月見をしたら十五夜も拝まないといけない」という地方もあるみたいなので、昔は、十三夜が先に実施された場合も多かったのかもしれません。十三夜をして十五夜を省略するのは確かに良くないでしょうね。かつては十五夜の前々夜祭として十三夜をしていたが、これでは両方とも悪天で共倒れになることが多いので、十三夜が翌月になった、というのはもっともらしいんじゃないでしょうか。 私の推測では、月見にはけっこうタブーの俗信が多く、三日月を見ないで四日月を見ると良くないとか六日月を見ると良くないとか、だいたい一般に満月以外の月見はいろいろと問題があるみたいなので、深い意味はなくその勢いで自然にこういうふうになったのではないかと思います。 >三味線 唄の分野はどちらなのですか。民謡、浪曲、長唄、それともフォーク、ロックですか。
2015-10-27 Tue 18:03 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
三上さんの言う、十五夜を行ったら必ず 十三夜もしなければならないという戒めと「十五夜がだめなら十三夜がある」という切実な想いとが、自分的にはしっくりきません。
中秋の名月の観月すら近世以降だそうで、十五夜に加えて十三夜もとは案外都市の団子屋かなんかに仕掛けられたのかもしれませんね。 ところで、片見月ではなく片月見でしたね。 >唄の分野 などが決まるほどやってませんよ。ただ、練習曲にあるので長唄曲のさわりを弾いてみることはありますが自分で唄うのはどうも、、、。そして、浄瑠璃とか浪曲は聞くものでしょう。津軽三味線の曲弾きの一部なんかができるとみなさんを驚かすにはいいでしょうが、ギターもそうですが早弾きは苦手です。民謡も自分で歌えるのほとんどないからあまり興味湧きません。って、できそうなのないですね。おととい聞いてくださった方から、他に誰もやっていない独創的な芸ですねと褒めてくれたのか呆れられたのかわかりませんがそう言ってもらいました。まだ実験中です。
2015-10-27 Tue 21:01 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>三上さんの言う
確かにこの部分は矛盾のようで理解しにくいですね。伝承ですから、一貫した説明はないのはやむを得ませんが、何とか説明を試みたいものです。たとえば、この解説や他のところでの伝承を現代的かつ総合的につぎのようにまとめてはどうでしょうか。 ・十五夜を見たら十三夜も見るように努力せよ(両方とも見た方が釣り合いが取れるから。でも、十三夜が曇ったら不可抗力なのでやむを得ない) ・十五夜が曇って見られなかったら十三夜を見た方がよい(十五夜は見られなかったのは不可抗力だから仕方がない。十三夜は敗者復活として使える)。ただし、人によっては、この際、両方とも見ないという選択肢も取っても良い。 ・十五夜を見るのを忘れたとかさぼった人は、十三夜を見てはならない(十五夜を差し置いて十三夜を見るのは、十五夜軽視で良くない) >片見月ではなく片月見 あっ、そうなっていますね。これも正しいのでしょう。 内田武志『星の方言と民俗』では、「片見月」になっていますし、私も耳で誰かが言っているのを聞いたこともあるように思うので、「片見月」も「片月見」もあるのだと思います。なんとなく詳細はローカルな禁忌のような気がします。 >唄の分野 門外漢ながら考えてみると三味線の唄の一人演奏は難しいですね。唄がもっとも手をつけやすいのは民謡だと思いますが、三味線の弾き語りで歌えるものではないと思います。長唄もそうだと思いますが、純粋な曲としては名曲として確立しているので、演奏の教科書には載せやすいのでしょうね。浪曲なら(落語もそうですが)語りの部分と演奏の部分がある程度独立しているので、何とか一人でもできるのではないでしょうか。あとは、ロックとか沖縄民謡とか現代風路線で頑張るとか。
2015-10-28 Wed 07:24 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>現代的かつ総合的につぎのようにまとめてはどうでしょうか。
なんだかこれで良いように感じます。 >>片見月ではなく片月見 S.Uさんの勘違いかと思ったらそうでもないのですね。 >三味線の唄の一人演奏は難しいですね。 そうとも言えませんね。芸者さんは三味線弾いて自分で歌いますからね。ジャンルによって違うでしょうが、三味線演奏だけで唄わない方が少ないのではないかと感じます。語りの合間に三味線がペペペンときて「ヨ!」とか合いの手入れる、浪曲はむしろ二人でやる芸でしょう。 ジャンルにこだわらないので面白そうな曲があったら弾きたいです。差し当たって10曲ばかりありますがぜんぜん追いつきません。「他に誰もやっていない独創的な芸」とお褒めに預かり、三味線始めてわずか6ヶ月にして新境地を開拓してしまいましたので新ネタもいろいろと作っていきたいと思っています。もちろん基礎トレはしますが。
2015-10-28 Wed 21:23 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>芸者さんは三味線弾いて自分で歌いますからね。
これはそうですね。芸者さんが三味線で似合うのは、小唄・端唄というやつですね。 私は、かすてんさんを念頭において、男性が背筋を伸ばして朗々と歌う民謡をイメージしたので、三味線と弾き語りは無理かと思いました。でも、都々逸ならけっこう粋でよろしいのではないかと思います。 >浪曲はむしろ二人でやる芸 一人での弾き語りは、暁照雄・光雄のレベルでないと難しいですかね。 >ジャンルにこだわらない フォークグループ・ナターシャーセブンの木田たかすけ氏が三味線を弾いていたと聞きましたが早くなくなったので記録がみつかりません(もし、どこかで見つけられたら教えて下さい)。高橋竹山とコラボでやっていたので津軽三味線だったかもしれません。直接関係することは書いてありませんが、同じグループのバンジョーの名人だった城田じゅんじ氏が書いている下のページをみていろいろ得る所がありました。 (短縮URL) http://u0u0.net/oRs4
2015-10-29 Thu 06:55 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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