2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
国書刊行会『国会開設と政党秘話 上・下』
2015-09-06 Sun 00:00
笑う歴史--
国家は政治によって建設されず、かえって政治のために破壊されつつある。

現代日本史のことかと思ったら、明治、大正、昭和最大の風刺家かつジャーナリストで衆議院議員としてもその名を馳せた伊藤痴遊が著した『国会開設と政党秘話 上』の腰巻のキャッチフレーズだった。目次を見ただけで読みたくなってしまった。国書刊行会さん、相変わらずがんばっている。

1509041.jpg『国会開設と政党秘話 上』
▼目次

国会論と政府の内情
民選議員の建白書
大阪会議と板垣退助
木戸孝允と板垣
板垣と立志社
板垣の理想
士族と農民の奮起
西園寺公望と東洋自由新聞
中江兆民
新聞の衰退
讒謗律の発布
明六社の人々
英仏両派の対立
国会運動と地方遊説
言論の圧迫
建白運動の進行
政党の乱立
新聞演説の力
当時の志士
国会開設の請願
板垣遭難の誤報
遭難の真相
国会開設の大詔降下
最初の政党
自由改進両党の創立
政党の勃興
星亨と後藤象二郎
板垣の遭難
政府の苦肉策
星亨と自由党
1509042.jpg『国会開設と政党秘話 下』
▼目次
大隈重信と三菱
自由党の函館演説
尾崎と矢野
報知新聞襲撃
自由民権時代の新聞
反政府言論
館林の演説会
星亨の舌禍
坂崎斌
政治講談の創始
芸人鑑札受の魂胆
弁勇を払う自由党の壮士
高座の奇言
意地の対抗
大同団結の顛末
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