2015-07-11 Sat 00:00
ずいぶんと久し振りに観測小屋の屋根を開けることができた。6月6日以来だ。準備に手間取ってしまったがその間に曇ることもなく観測を始めることができた。
今夜の観測: ![]() ![]() その他の変光星は、R Sct7.0等、χ Cyg4.9等、β Lyr3.5等。 [訂正]New Horizonsの冥王星接近を17日と勘違いしていたので直しておきました。予定時刻は世界時間2015年7月14日20時49分57秒です。 →NASA:New Horizons |
ぼくも約3時間後に冥王星撮りました。移動してるので比べてみてください。
わずか3時間ですが移動がよくわかりますね。
現在のNew Horizonsの正確な星図上の位置はどこに出ていますかね。 日付を勘違いしておかしなタイトルを付けていましたが、直しておきました。
2015-07-11 Sat 19:48 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>現在のNew Horizonsの正確な星図上の位置
JPL HORIZONS System http://ssd.jpl.nasa.gov/horizons.cgi で target body を New Horizons にすると計算してくれるみたいですよ。紛らわしいですね(笑)。 はたして、冥王星は、まん丸でしょうかね。
2015-07-11 Sat 19:59 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>JPL HORIZONS System
いろいろと使えるのですね。 >はたして、冥王星は、まん丸でしょうかね。 らっこではなさそうです。
2015-07-11 Sat 21:32 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
S.Uさん、JPL HORIZONSで人工天体まで計算できるなんて知りませんでした。勉強になります。さっそくNew Horizonsを計算(ほんと紛らわしい…笑)してステラナビゲータ用スクリプトに変換し、表示させて星図作りました。今朝方の撮影と共に記事にしてあるので、良かったらご覧ください。
http://goo.gl/oE1sIG みゃおさん、かすてんさん、
お写真と星図を拝見しました。 カロンは、頑張ればこの手の装置で写るものでしょうか。 それから、ハウメアとかマケマケも写るものでしょうか。 トリトンでもいいです。
2015-07-12 Sun 07:58 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
ハウメア17.3等、マケマケ17.0等、トリトン14.0等、カロン17.0等…等級だけ見れば20cmクラスでやってやれない事はないと思います。ただし近くの星(特に惑星の場合は母天体の惑星)の光芒に埋もれて、分離できないことが最大の難関ですね。口径よりも焦点距離やピントのほうに神経使いそう…。カロンと冥王星は約0.5"くらいだから、かすてんさんの機材で写るのでは?(他人任せ…笑)
ちなみに私の今回の機材は16cm反射とふつうの一眼デジカメ、20秒露出です。ものすごく手を抜いた撮影です。 >カロンと冥王星は約0.5"くらい
動画で拡大撮影できればいいでしょうが、それは難しければ静止で、あとは追尾精度の勝負ということになりますでしょうか。 どんなものでしょうか?
2015-07-12 Sun 16:02 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
みゃおさん、S.Uさん
New Horizonsと冥王星の位置関係図をありがとうございます。これを見たかったのです。もう同一視野の中に入っているのですね。 >カロンと冥王星は約0.5"くらいだから、かすてんさんの機材で写るのでは? シリウスA、Bがただいま10秒くらい離れているそうです。中井さんが長年撮影し続けている写真を元に0.5秒を想像すると、少なくとも私の技術では無理ではないかと思います。 http://homepage2.nifty.com/star-kn/CMa-3.html >ハウメア17.3等、マケマケ17.0等 写すだけならば冷却CCD組の手の内ですね。ただいまどちらもアークテュルスの近くにいます。
2015-07-13 Mon 13:51 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
2008年9月4日にミラの主星と伴星を撮影しました。
主星は10.1等星で伴星は10.5等星でした。距離角は0.5秒オーバーでした。9月1日には眼視でハッキリ見えました。9月4日は伴星の見え方が悪くなっていたです。 25cmシュミカセにPowermate2.5XとDFK21AU04というISO1600のカメラで1/4秒の動画撮影をしました。追尾精度が悪いのでこれ以上遅いシャッター速度は無理でした。なお赤外カットフィルターはカメラ付属で640nmから先はスパッと感度がないです。 赤外カットがもう少し波長が長ければ・・・です。 (なのでその後 DBK21AU618という赤外カットフィルターなっしのカメラを買って700nmから先をカットしています。) これでもギリギリ写っている状態でレジスタックスでのスタックは自動では途中から星が追えない状態でした。スタックにはいつも苦労しました。追尾精度が悪く星が視野の中を右往左往上下斜めに動きまくります。 それくらい自動導入の経緯台は追尾精度が悪いのです。 http://homepage2.nifty.com/star-kn/Cet.html もう100倍感度の高いカメラか100倍明るい望遠鏡があればと無念でした。レジスタックスの変則的な使い方で主星と伴星を表現できましたが、公には認められていません。 0.5秒の重星の典型的な画像は以下にあります。 72 Pegです。ミラより100倍明るいです(極小時に比べて)とこのように距離角0.5秒の重星の分離は楽々です。 http://homepage2.nifty.com/star-kn/Peg.html このカメラは1フレームが30秒露出まで動画撮影出来ますが、120倍の明るさになります。追尾精度のいい赤道儀なら可能でしょう。でも数フレーム撮影したらレジスタックスで処理できる限界の容量になります。 それでもそうなると気流の状態が非常に安定していないと1フレーム中でも伴星が主星に埋もれてしまいます。 10,1等星と10.5等星でもこうなので、14等級の冥王星とそれより暗いカロンでは、眼視では25cmでも可能(茨木の横倉さんがスケッチされています)でしょうが、撮影となるとうんと大口径で感度の高い動画のカメラか冷却CCDが必要でしょう。 また高度が低いのでウェッジプリズムで大気差を補正してやらないと上下に長く伸びた星像になり分解能が落ちます。 典型例は以下にあります。 http://homepage2.nifty.com/star-kn/Sco.html ν Scoです。 かすてんさん、中井さん、
ありがとうございます。カロンは、追尾精度がとてもよければ撮影できるかもしれないがかなり困難ということですね。 1978年の発見時の写真は冥王星にコブが出来たようなもので、こんなものが衛星かと思ったものですが、このデータを調べてみますと、フラグスタフの60インチで1.5分露出ということです。当然銀塩写真で、恒星の動きで追尾したようです(大気差が補正できたかは不明)。現代のアマチュアの小さい望遠鏡でも、この露出時間くらい同様の精度で追尾できれば、コブ程度には写らないでしょうか。 それから、トリトンはどうでしょうか。
2015-07-14 Tue 08:51 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>約0.5"
こういう領域の話は中井さんに限ります。 >トリトン いくつか探してみました。 「ダイニックアストロパーク天究館」 書いてありませんが、主鏡の65cmでしょうか。 http://www.dynic.co.jp/astro/image/Gallery_solar.html 「★星空日記コリメート風★」 50cmです。 http://star.ap.teacup.com/hirai-hokkaido/256.html 「ヒロシの天体観測」 この方はC8(20cm)かな? http://blogs.yahoo.co.jp/hiroshi_7358/17807906.html
2015-07-14 Tue 10:12 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
S.Uさん
>カロンは、追尾精度がとてもよければ撮影できるかもしれないがかなり困難ということですね。 それプラス気流が非常にいいと言う条件が付きます。 かなりの焦点距離(10m位)が必要になるでしょうから口径は50cm位必要じゃないかと思います。 >口径は50cm位必要
そうですか。 では、口径50cmを持つアマチュアの方のご努力に期待したいと思います。 いっぽうのトリトンのほうは、何とかなりそうですね。天王星のアリエル、ウンブリエルあたりが写せればなんとかなるでしょうか。私の短焦点での拡大撮影でも、まったく手が届かない話ではなさそうに思えてきました。
2015-07-14 Tue 19:38 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
半年以上経ちましたが…
今ごろのコメントで恐縮ですが…やっとマケマケとハウメアを写すことができました。下記・ぼくのブログの2016/2/10と2016/2/11の記事に載せてます。機材は16cm反射+CMOSカメラ(非冷却)で、fl=776mm直焦点です。ここでのコメントのやり取りがきっかけですので感謝と共に記しておきますね。
http://goo.gl/rVVKLi http://goo.gl/9KhkhF
2016-02-12 Fri 16:09 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
みゃおさん
そちらのブログでマケマケとハウメアを話題にしているのは気づいていましたが、ここでのS.Uさんからの挑戦状がきっかけだったのですね。 すっきり明瞭に写っていますね。分解写真(古〜)もわかりやすいです。
2016-02-12 Fri 16:49 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
時間はかかるけど…
挑戦は(できる範囲で)受けて立ちますよん(笑)
あと、昨年12月の「12月の星空予習」コメント欄でS.Uさんが気にされてたパンちゃん(C/2014S2)もだいぶ街灯から離れてきたので、時々撮ってます。こちらの環境だとカタリナ彗星よりずっと見易くなりました。 >マケマケとハウメア
すばらしいです。ちゃんと動いていますね。しかも星像がするどい。太陽から遠いので照度は相当低いのでしょうけど、そういう感じはしませんね。 このぶんでは、いずれ海王星以遠天体(いわゆる外縁天体)による掩蔽も見られるかもしれません。
2016-02-12 Fri 18:28 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>いずれ海王星以遠天体(いわゆる外縁天体)による掩蔽も見られるかもしれません。
ほらほら、早速さりげなく挑戦状を送っている。
2016-02-12 Fri 23:58 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>さりげなく挑戦状
いえいえ、冥王星以外の外縁天体による掩蔽は、まだ技術と努力だけで見られる状況にはないと思うので、大丈夫ですよ。
2016-02-13 Sat 00:10 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>さりげなく挑戦状
あははは!だから物理的に不可能なものは無理ですって(笑)でも何もせず諦めるの嫌なので、あらゆる方法を考えてみます。 星像がするどいのは、ピントに十分気を付けてることと、メトカーフ合成してることが影響してると思います。わずかなピンぼけが限界等級を変えてしまいますからね。基本30分(30秒×60枚)露出で、マケマケの場合でも赤緯8"・赤経0.04sしか動かないですが、きちんと移動に合わせて合成してます。ただ、かなり輝度を上げないとWebでは見えないので、代償としてCMOSのノイズパターンが見えてしまってます。今後も色々がんばりますね。 >物理的に不可能なものは無理です
そこですね。大きな外縁天体の場合は、いったん恒星の掩蔽が起これば、恒星がじゅうぶん明るければ減光が撮影できるはずですので、物理的に起こる幸運をまず待たねばなりません。
2016-02-13 Sat 15:16 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
ここにある小惑星番号136108と136472がハウメアとマケマケだったのですね。ちょっと以前のことを思い出したので近いうちに記事にします。
2016-02-14 Sun 10:13 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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